開かれた処女地

2013年05月16日 | DIY
詰め直して整備した 練習囲炉裏

表面は キレイななめらかな木灰だけで、この下には転圧した同じ木灰が厚さ2cmくらい、さらにその下は それと同じくらいの砂地になっていています。 ゴトク や  がささるのにはこれで充分なのかどうかはまだ分かりませんが、とりあえず焚き付けをやってみることにしました。

  枯れ枝が、かちっと 刺さります。粗末ですがミニ・キャンプファイアーの櫓組 ができました。 茶色いくてササクレているのが杉の枯れ葉です。

待ちきれません、火をつけてみましょう。
  あぁいけませんなー、MHのいつもの癖で、焦ってカメラがピンボケになってしまいました。まったく今まで何枚、ボツ・ショットを量産してきたんでしょうか、記憶におさまりきれません。 

下のこれが、それこそライターの 最初のカチッ で杉枯れ葉に点火した直後の映像です。
キレイ ですよね。  うっとり。 この後、放たれた 火 は 櫓(ヤグラ)に飛び移りつつ 灰の処女地でお祭りを始めてくれるのであります。

   メラメラと育った火 は徐々に太い薪 へと乗り移り、ヤカン のお湯を温めるまでに成長。

 
 
ここまでの段階で、 調理 や 湯沸し ができて、 さらにそのあいだ中 ほのぽのと囲炉裏周りを暖めているのです。 
囲炉裏部屋独特の 煙たさ は明治・大正・昭和 の住居環境につきものでもありました。ひとたびこの匂いの充満する生活空間に入れば 瞬間的に立ち上る懐かしい記憶 にひたる方も大勢いらっしゃるように思います。

大阪の三毛猫ヒョウ柄おばちゃん

2013年05月15日 | 昆虫
としか言えません 結構せわしなく動き回るものですから、アンモニア室で静かにしてもらいました。羽は破けるわ、粉は飛び散るわ・・・・。 。  反対側は・・・・ こんなふうです。

生前のお姿です。



当地では春先によく見かける蝶なのですが、googleで調べてもこの柄の蝶が見つからず、しかたがないので羽の柄から 三毛猫 を連想。本体の胴はおしゃれなことに、ヒョウ柄できめてらっしゃる。




決まりです


こやつ、生きておったか

2013年05月14日 | 昆虫
レインボーカミキリムシ登場。

 最近、菊の先端がことごとく枯れてしなびていて、どうも変だなー誰か早々と菊の頂芽つみでもやってくれてるのかなー、でもそんな気の効く人って家にいないし
変だなー

そう思っていましたら、このチビさんがふと目に止まりましたので さっそく別室撮影にご招待差し上げたのです。

やんちゃな子ですね、レインボーマンかなんかにでもなっているのですかな?触覚や手足に虹色が。


こやつ、生きておったな!

もう少し別室でアンモニア嗅いでいてちょうだいね。撮り直し。

  

 そばの白い物体は、米粒です。大きさ比較のために置きました。

キクスイカミキリ、といいまして、菊やヨモギの先端をかじり、そこに産み付けられた卵は幼虫となって茎を下に食い進んで、根まで達して成虫になるのだそうです。

お寫眞

2013年05月13日 | 昆虫
こちらのお部屋へお越しくださいませ。



アンモニア水のサービスでございます、ラップをかぶせましてしばらくご辛抱いただきますと、お寫眞の写りが格段に良くなられますよ、なにせピクリとも身動きできなくおなりになるのですから かわいそうですが、スキャナーにかける時は 天国へ行っていていただかないとキレイな寫眞が撮れませんので。
  

叩き締める

2013年05月12日 | DIY
囲炉裏に 串やゴトクを立てられるようにしたい。

ごくごく間に合わせで用意した 練習囲炉裏 なのですが、まだまだ これを利用して本物の囲炉裏に近づけるように努力しなさい。誰かに そう言われている気がしまして、中身の入れ直し をしました。 基底部分です。 容積確保の くずモルタル の上に、荒い砂を載せて鉄棒で突き固めすき間をなくします。

 その上に細かな砂を敷いて同じく鉄棒で隈なく突きこみ、  平らに転圧します。ここではセメントコテを使いました。力を込めて何度も押し固め、平らにします。

そしてそのまた上に、細かなフルイ(天ぷら油を濾す金フルイ)で分けた囲炉裏灰を敷いて、  転圧 して  最後は、ふわぁーっと 灰を散らして終了。  キレイな囲炉裏のできあがり。

以上これが、使ったフルイ です。



映えるということ

2013年05月11日 | 
auケータイの会社宣伝に出てくる ゴーリキ(確か剛力)アヤメちゃんはこの植物の名に由来してお付けになったのでしょうか。

日本古来のアヤメカキツバタ(すみません、どこかでその違いを説明してもらったこともあったように思うのですが、内容が難しかったからか、忘れてしまいましたのでここで説明できません)
いずれがアヤメカキツバタ、とにかく見分けがつかないほどよく似ています

それゆえなのでしょう、今からの時期鑑賞花として また ショウブ湯?なんかの薬用というかハーブというか香草としての利用もこの仲間が用いられているように思います。

その花の色

アヤメ・カキツバタは  ですよね。まわりの土色に溶け込んで映える、落ち着いた色合い。黄色もあります。白色もありますし、さすがに赤色は見たことありませんが、この種族の花色の可能性は・白・


もう10年近く経っておりますので、いつ どこで なぜ どのようにして購入して狭い庭に植え付けたのか全然記憶しておりませんが、毎年姿を見せてくれる ジャーマン・アイリス。  

このツボミを見る限り黄色い花かな、と思いますよね。でも、開くとこうなんです。 おまけ。 

もう間違いありません、ジミーッな、日本の風土季節その中の色合いに ガイジンさん(それもとびきりの美人さん)がひとり二人お出でになりポーズをとって写真に収まって下さった図 ⇒ ジャーマン・アイリス様ご一行、おなぁーーりーーーーって感じ。 お顔の造りのいいお人をみんなで引き立てているわけでありますな。


自在カギもどき

2013年05月10日 | DIY
ケヤキの間伐材?の有効利用になりますかね、一人暮らしのおばぁちゃんちのケヤキを伐採して今 小屋の周りに立てかけて乾燥させているのですが、その枝のフタマタになっている部分をひとつ使いました。



追々ナイフで削ってもっと使いやすく仕上げたいと思っていますが、お湯のいっぱい入ったヤカンを吊り下げるには十分なようです。



ただ、針金で小屋の天井から吊り下げただけなので、本来の自在カギのように吊り下げの高さ調整ができません

練習囲炉裏も、使わない時はキャスターで移動できるように改良して、この 自在カギもどき も併せて改良していこうと思います。


常滑焼き 湯呑み茶碗3つ 使って金網で支えていた 大ヤカン がすっきりしました。

どっちが地球先住民?

2013年05月09日 | 古代植物
はるか昔インカ帝国の、そのまた昔はるか超地球文明

今、ネットで調べておりますので少々お待ち下さい。・・・・・・・


アンデス山麓には実に種々様々なハーブが自生している。その多くの植物の原種が世界中に広がって行き、その土地に適合した形態になった。
例えばアルゼンチン・チリの セドロン はその後、「レモンバーベナ」「ベルベーヌ」の名称で芳香用・薬用としてフランス、スペイン、アメリカ合衆国、北アフリカ、オーストラリアなどに・・・中略・・・・。

 じゃがいも、コーヒー、トマト、胡椒、小麦、トウモロコシ、キヌアなど地球上の植物のかなりの多くは南米原産とも言われている。

このように南米大陸は生命力豊かな動植物を育むパワーを持った大陸なのである。』

・・・・・

トマト、ナスジャガイモ、・・・こういっ>たものは分類学的に ナス科 、というくくりに入っているのではないかと。

そしてこれらの根菜・野菜類は現在世界中で食されていて、誰にとってもなくてはならない食べ物になっているということ。

ルーツがアンデス近辺、というのにロマンを感じます。

 これは、キタアカリ。今はやりの品種です。

ネーミングを振り返っていただければお分かりになると思いますが、何と言ってもジャガイモは 北海道

イメージ的にこのようにしてつながりませんか。


マチュピチュ

空中都市

あのような場所に、人が住み生活を営んでいた。そこでは ジャガイモ が普通に栽培されてひとびとの生きる糧になっていた。山岳地帯の常としていったん霧がかかるとあたり一面視界をさえぎられてしまって、見通しひとつ効かない高地なのであったにも関わらず。

寒冷地でも採れる。香り高い。栄養価に優れている。夏場もつくれるが、多雨に弱いアンデスと北海道がなんとなくつながります。

もしかしましたら、地球外から移入された植物群であったりして

小麦、もそうだつたのかー、じゃぁ、ってどうだったんだろう。地球原産、たぶん東南アジア周辺を発祥とする地球原産なんだったんだろうなー、などと空想しておるMHであります。





かかってきなさい

2013年05月08日 | 



早春あれほどひそやかに控えめに、陽のあまりあたらない場所でゆっくりと花開いたのに、 イカリ草 のこの様子はどうでしょう。

 恥ずかしそうに下を向いていた花のおヘソが、いつの間にやら大の字になって自己主張を始めました。

 山から移植して毎年花が咲くのを見ていましたがブログに写真をアップするようになってから初めて、こんな変化に気づきました。

・・・・・次々と体をもたげてヘソを見せ始めます。
  イカリ草虫媒花のひとつでしょうから、このような変化をしていくのは当たり前なのかもしれませんが、花のふるまいを見ていると何だか人間そっくり

一番いい時にここぞとばかり思い切り手足を広げてお日さまを浴びる。

MH年がら年じゅう、そうしたいなーと思うのですが。
  




土から湧き立つ

2013年05月07日 | 山菜
連休に こんなようなところ を歩きました。


 
のどかな山里、珍しい形の木 を発見。



ショウジョウバカマ の色変わりもありました。   
  
太くて立派な イタドリ(スカンポ、スイバ、スリコギなどたくさんの呼び名があります)の群生地 から一握り分くらいを摘んできました。 手でポクッと折れるくらいがベスト。 生でかじってみますと、子供の頃口にいれた時のあの味がよみがえってきます。あの酸っぱさは、蓚酸が含まれているからだそうで、食べ過ぎると体の中で蓚酸カルシウムができるのでよくないそうですが、これは食べ過ぎるほどおいしい山菜ではありません

酸味だけでなくて独特のえぐみ・臭みも持っているからです。でも採ったからには食べてあげなくては まずは水洗いして、 皮をむきます。手でスジ一本一本を根気よく この頃にはまだ茎や先端部分にぬめりがあり、いかにも山菜 という感じです。 塩小さじ一杯を入れた沸騰水に     適当な長さに切ったイタドリを入れて  一分間煮ます 

その後すぐに冷水につけて丸一日置いておくと、酸味やえぐみは気にならなくなりますが、残念なことに色が消えてしまって まるで シナチク みたいになってしまいました

食欲がわかないのが実感できました  でも大丈夫。奥方の出番です。

まるで魔法ですね、これがあのシナチク・イタドリかと思えないほど見事な味付けをしてくれました。 聞きかじりですが、まず胡麻油で炒めて、みりん・醤油と砂糖少々、最後に鷹の爪。お蔭様でMHがうまいうまいと全部食べてしまいました。
そんなわけで、料理の写真撮るのを忘れてましたのでお見せできません。

花より野菜

2013年05月06日 | 
これまた一冬越した 茎ブロッコリーの花 が一斉に咲きそろいました。


 


一般的なブロッコリーと違って花の房が細かく、つぼみをつける茎が細いのが特徴です。お味はそこそこなのですが、なんせ一本一本細くて小さいものですから摘み取るのが結構 手間といえば手間ですかね。



今この菜の花どきになって同じように花をつけたのですが、白菜や水菜の菜の花と違うのは、花びらが茎に細かくついて鑑賞用の花にも見えることです。もしかしたら生け花の○○流とかで、お花の素材として使われたりするのかも。


コゴミ大牧場の予定

2013年05月05日 | 山菜


以前ココに載せさせていただいた 移植コゴミ ですが、鉢植えの方を    半日陰の 盆栽台 に移しました。



これを直販所で販売している農家は、畑や田んぼの法面(斜面)を利用して育てているそうです。繁殖力が旺盛である、と書いてありました。それにしてもMHの頭が固いのか、コゴミはマボロシの山菜であって半分日陰のような高地帯で育つ、というイメージが消えません。この株を採取してきたその場所も、河原 でした。湿り気と日照の加減がやはり存在するのではないか、と。

販売農家のやり方のように、土手などの斜面に植え付ける理由を考えました。これはどうも 空いている土地部分の有効利用の他に、日向と日陰の境目がはっきりしているという土手の特性とコゴミの生育特性が合致したからだと思われます。 あまり日のあたらないままですといくらコゴミでも大きくなれませんですよね。パーッと日があたってサーッと日が陰る、その点斜面はピッタリです。



この株は、ひと夏おいといて秋頃にどこかの土手に移植しようと思います。 今年は他の所で採取したコゴミを湯通ししてからサラダ風にして食べました。

 

穀類・豆類

2013年05月04日 | 穀類・豆類
一冬越した小麦がもう実り始めました

  は晩秋から晩春にかけての作物で、6月頃に麦畑が黄色く染まり 麦の秋 と呼ばれます。

ネットで種屋さんから小麦の種を購入して少しだけ畑に蒔いてみました。 畑といっても 猫の額、いや雀のまぶた くらいかな





収穫量よりも種屋さんから買った種の方が多かったりして。いや実際にそうなりそうです。今写真でお見せしているのは、何年も作り込んできた スズメのまぶた畑 それなりに土ができている。しかし欲張りのMHが他に種を蒔いた所といえば、 何十年と放ってあった 昔の畑 や ただの空き地

案の定、まぶた畑の半分くらいの背丈と黄色みがかった葉っぱ、貧弱そうな 穂。 もう麦というよりは まるで 大きな雑草 みたいな有様になっちゃってます

それはともかくこの まぶた畑、他に スナップエンドウ と 絹サヤエンドウ を植えまして、それぞれまあまあ育ってくれています。白花がスナップエンドウ、紫花が絹サヤです。








スナップの方が先に実をつけました。


朴葉の新芽

2013年05月03日 | 
あの香り高き大きな葉っぱ、ホオバの新芽 です。



炎状の袋に包まれていた中から、カプセルが開くようにして緑の葉が現れてきます



この木は、亡き父が生前に山採りしてきたものをうちの庭に植えたもので、一応白い花が咲きますがどうやら オスの木 のようです。一般的に朴葉の木は メスの方が香りが強い、といわれているようですがこの木の葉っぱはそこそこいい香りがします。全盛期になると、巨大な葉っぱが縦横に重なって日当たりが悪くなってしまうほど茂ります。

風通しと日当たりを考えながら葉っぱを間引きして、乾燥させた葉は揉んで小さくし袋に詰めておきますとなんともいい香りがして癒されます。夏の寝苦しい時など、部屋の隅に置くといいです。

そのほか 朴葉すし や 朴葉味噌 などにも利用でき、また写真のように木陰を利用して盆栽棚を置いたりハーブ類を栽培したりしております。