オリエント急行’88国内運行

2022-01-15 | Nゲージ
日本国内での運行

はるばる大陸を横断してきたオリエント急行ですが日本国内での運行のための整備を行い、
1988年10月17日午後6時36分東京へ向けて広島駅7番ホームを発車します。
これが、オリエント急行が初めて日本国内を営業運行した瞬間でした。
翌日の10月18日午前10時30分、パリから約15,494 kmを走ったオリエント急行は東京駅9番ホームに到着。
日本一周ツアーでは、青函トンネルを通り札幌駅まで走行した ほか、関門トンネルを抜けて九州の熊本駅まで、
また開通したばかりの瀬戸大橋を渡って四国の高松駅まで乗り入れました。
3ヶ月にわたった日本国内運行の最後は、上野駅から京都駅へ往復するツアー。
12月23日に上野駅を発車するオリエント急行の先頭には、D51形蒸気機関車498号機が連結されていました。
12月25日午前10時45分に上野駅に到着し、オリエント急行の日本国内の営業運行は終了しました。

運行終了後は来日した客車たちは、ヨーロッパの地へ戻りましたが、時を経て2004年4月に、プルマンカー4158が再来日。
2005年3月に箱根に開設された「箱根ラリック美術館」に収蔵されました。

さて、今回はNゲージでオリエント急行国内運行の再現をします。
大陸横断中とは編成両数と車両の並び順が違います。

こちらが国内を走った車両


走行した車両の全容(写真は再掲)


編成で


もう一態


別角度から


牽引のD51498


組成の都合で13号車からになります。
13号車 オニ23-1 控車
オリエント急行の車両は連結器などの形状が違うため機関車との連結に控車が使われました。


12号車 3909A スタッフ専用車


11号車 1286M 荷物車
国内走行の際キューポラ(屋根上の覗き窓)が車両限界に抵触する為特別に小振りの物に載せ替えて走りました。
尚、同様の理由から台車は全車両共国内走行用の物に履き替えてあります。


10号車 3354D プレジデンシャル


9号車 4158DE プルマン食堂車
この車両は一度返却された後、再来日して現在は箱根ラリック博物館で展示されています。


8号車 4164E バー・サロンカー


7号車 3551A LX20寝台車


6号車 3542A LX16寝台車


5号車 3480A LX16寝台車


4号車 3537A LX16寝台車


3号車 3472A LX16寝台車


2号車 3487A LX16寝台車


1号車 マニ50-2236 控車 運転中の予備部品などが積載されていました。


後部から編成で


もう一態


最後に模型に付属の小冊子に掲載された写真を何点か
有楽町を新幹線と並走するオリエント急行 模型の世界と思われた新幹線との出会いが現実に


上越線三国越えではEF64-1000が重連で任に


富士山をバックに


北海道ではDD51が重連で


最後まで御覧頂き有難う御座います。

今日はここ迄

にほんブログ村鉄道模型Nゲージ

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 Nゲージへ
にほんブログ村

こちらをポチっとフォローお願いします。

続・MRFC村井レールファンクラブ(1999~)の運転会記録と鉄道模型日記 - にほんブログ村

ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村