オリヴィアを聴きながら

2男児の母、業歴XX年のシステムエンジニアが日々のもろもろを雑記します。
コメント歓迎。

ああ夏休み

2007-08-12 14:53:34 | 日常
昨夜は、2時頃までかかって、

紅鶴城の幽霊 グイン・サーガ 114
水神の祭り (ハヤカワ文庫 JA ク 1-115 グイン・サーガ 115)
を立て続けに読んだ。

今朝は7時に起きて、家の掃除をして、図書館の返却ポストに2号チャンの絵本を放り込んでから区民プールへ。
1キロ泳いできました。

その後、自転車で八重洲の
ヘアーサロン 銀座マツナガ 八重洲店へ。
浅野さんにカットを増田さんにシェービングをお願いしました。
今日のカットは、夏仕様で思い切り軽く仕上げてもらいました。「最近、テッペンの髪が薄くなったような気がする」という私の訴えに、トップにボリュームを持たせたサイドが軽いデザインにしてくれました。

手でぐちゃぐちゃ~としても、頭を振ると、元通りにスタイリングされたようになるのが、究極のカットだよねぇ・・・などと話しつつ。
今日のヘアスタイルは、ぬれている状態で毛先に束感があると、よりスタイリッシュなカンジです。プールサイドでさまになるまさに「夏仕様」。

シェービングのあとは、アンチエイジング美容の最前線の話題などを教えてもらいつつ、病気でもないのに人様にシャンプーしてもらうなんて贅沢な時間を堪能しました。

帰りがけに、日本橋のコムサストアで70%オフになっているスーツを購入。
シーズンはじめに、1円も値引かれていない時に購入したスーツと同じシリーズで、七分袖のジャケットと、タイトスカート。(シーズンはじめに購入したのは、三つボタンのテーラードジャケットと、パンツ)

タイトスカートは膝上で、たるんだ膝が出るのがなんとも頂けないのだけど、値段が安いし、膝以外は問題ないし・・・(でも、やっぱり膝が気になって、着なくなってしまうのか?)
若い店員さんに、「昔は、膝がたるむって何?肉もついてないのに、有り得ないでしょう。と思っていたけど、『これか?こういうことか!?』と、よーーーーく分かる日が来るのよ」
なんて、自虐ネタを披露しつつ、
「ひー、分かる日が怖いです。」
と恐怖感を与えて来ました。

さて、洗濯機を回しつつ、鏡の国の戦士 (ハヤカワ文庫 JA ク 2-22 グイン・サーガ外伝 21)を読もう。

ああ、幸せ。

ああ息子

2007-08-12 14:31:31 | 日常
十分に育った友人の息子は「家にいると勉強できない」と友人の家にぷらーっと出かけて何日か帰って来ないという。

母にも夏休みをくれてやろうという気遣いか・・・


我が家の息子たち、家を出て行くのは何時の日か。

オットとも「ママべったりの2号チャンは案外あっさり、出て行ってしまうに違いない。」と意見が一致している。

問題は息子1号だ。

あまりの所業の悪さに「お前なんか、もうおいてやらん!出て行け!!!」と叫んだことは、私もオットも一度や、二度じゃないのだが、そのたびに、涙をボロボロ流しながら、頑固に「ずぇったいに出て行かない!大人になっても、ずっとずっと出て行かない!!!」と言い放つ・・・・



40歳過ぎた独身の息子が家に二人いる・・・・って状況は極力避けたいんですけど・・・・(切なる願い)

いわゆるJ-SOX

2007-08-12 01:15:23 | お仕事情報
6月から異動しました。
先月まで、前部署の仕事を中心にやっておりましたが、今の部署の仕事は「内部統制プロジェクト」です。

内部統制の中でもいわゆるJ-SOXの対応についての支援ソリューションを売り物にしている部署です。

弊社は、東証一部上場企業としてJ-SOX対応が必要な立場です。
それと同時に、米国で上場している親会社の連結決算子会社として米国SOXにも対応しています。

米国SOX対応の際には、当初、分散ばら撒き体制でのプロジェクトを発足し、初回の監査法人レビューでけちょんけちょんのだめだしを受けて、「やっぱ力仕事でやっつけるのってだめだわ」と、方向転換した経緯から、これからJ-SOX対応する企業に二の轍を踏んで欲しくないし、せっかくノウハウを蓄積したから売ろう!ということで、現在の部署が発足しました。

これからのエントリで、新しい仕事の内容について、少しまとめて行きます。


まず、SOX法ですが、これは主に株主の保護を目的として、上場企業が公開している財務諸表の内容の正確性を担保する法律です。
株主は投資する際に、企業を評価するにあたって財務諸表の内容を元に、判断するわけですが(財務諸表だけじゃないけどね。)、その財務諸表の内容が(意図していないにしても)虚偽であったら正確な判断ができず、倒産寸前のボロ株をつかまされる危険性があるわけです。
実際に、エンロン事件とかがあったわけで、それを受けての立法です。

これに倣い、日本でも少しアレンジして導入されたのがいわゆるJ-SOXです。
内部統制のうち財務報告に関係のある部分が対象です。

内部統制とは、企業の日々の業務について、善意・悪意にかかわらず、業務上の不備や不正が発生するリスクを防止・軽減する仕組と、その仕組が意図したとおりに機能しているかをチェックする一連の手続きのことを言います。

その手順としては、まず、企業内で行われている日々の業務について、フローチャート(業務フローと呼びます)にまとめて、業務の内容を可視化します。と、同時に業務の内容について、文書に整理記録します。(業務記述書と呼びます。)
この2点を検討し、業務上の統制ポイント(不備や不正が発生しそうな手続き上の箇所)を洗い出します。リスクと呼びましょうか。
このリスクについて、リスクを失くすまたは軽減する手続きがある場合は、それを文書化し、ない場合は、手続きを作って文書化します。これをコントロールと呼びます。
このリスクとコントロールを業務フロー上の発生箇所別に、まとめた表をリスクコントロールマトリクスと呼びます。

上記の、業務フロー、業務記述書、リスクコントロールマトリクスは3点セットと呼ばれています。これらは監査の対象になります。

J-SOXはこれらの文書を使って、経営者が自社内の財務報告に関わる業務に関する内部統制が有効に機能していることを担保することを求めています。
具体的には、これらの文書を財務諸表を監査する際に監査法人が監査することになります。
「有効に機能していること」を担保するために、文書を作るだけではなく、作った文書の通りに実行されているかを定期的にテストして、テスト結果を報告し、この結果を監査人が合わせて監査することになります。

すなわち、上場企業は、法律が施行されるまでに上記の3点セットの文書と、その有効性をテストするテスト方法を作成し、施行されたら早速、テストを定期的に実行する必要があります。