『少年老い易く学成り難し 一寸の光陰軽んずべからず』 朱熹(朱子)
南宋の儒者朱熹(朱子)の詩句、 『若い時期は短いのに学問は完成し難い、わずかな時間も無駄にしてはならない。』 「一寸」とは、わずかなという意味。「光」は昼、「陰」は夜のことで「光陰」は時間、年月の意味。(Webことわざ辞典)
若いころは受験勉強はともかく学問全般に興味が湧かなかった。周りの動向に合わせて、いつのまにか面白くもない受験勉強に精を出していたのだから当然だ。著作を読んでその内容をどのように解釈するかは、単純に読み手の自由だと思っていた。国語が苦手だった。
「老人と海」
受験勉強と資格試験で回り道をした。わたしが本格的な読書に目覚めたのは人生の折り返し地点を過ぎたころのことだ。ニーチェの「ツァラトストラ」とヘミングウェイの「老人と海」を読み返した。そして、ひとは然るべきひとから学ばなくてはならないという思いを抱き続けたまま現在を生きている。
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