『仕事見つかるまでは潜れない…』
っと思っていたのですが、
『野シャチに会いたいな…』と思ったらどんどんどんどん会いたい気持ちが募って『無職で時間があるうちに♪』と勢いで北海道旅行を計画。いろいろ調べているうちに道東/知床半島の羅臼で潜れることが判明し、それならば…と旅行中に潜ってきてしまいました
…というワケで、今回のメンバーは現地ショップのカワハラさん、そして京都出身の女の子と私の女子のみダイビング お宿でピックアップしてもらいポイントへ移動 今までで1番…整備されてないポイントでした(笑)
先に見える大きな岩が“ロウソク岩”(高さ結構アリ。手前に写ってるのは漁師さん達)
岩の裏はこんな感じ。車の位置から下へ足元に気をつけて降ります
ちょうど写真中央辺りからズルズルエントリー
岩にはスジメという昆布に良く似ている海草が波に揺れていました。波が打ち寄せると足に乗ってきます。
気温はかなり恵まれて1本目に入る前は14℃くらいあったのかな。水温は事前に問い合わせたら「ギリギリ0℃以上だと思う」と言われていて結構覚悟していたのですが、予想をはるかに上回る3℃ カワハラさんに言わせると「春だ~! 天国だ~!」だそうです。夏だと16℃くらいになるとか。そうそう、春と言えば、15日に千歳空港へ降り立ったのですが飛行機内で札幌で本日ソメイヨシノが開花したそうですってアナウンスかかっていました。前日まで寒かったという話も現地の方から聞きました。北海道はこれから春なんですね~
あ、戻ります。
今回は寒冷地用のレギュレータと三つ指グローブ(しまった! 写真撮り忘れた)、リップガードを借りてのダイビング。他の器材はmy器材です。北海道⇔関東の港町の往復を黒い猫に運んでもらいました もちろんカメラも忘れず
器材をセッティングして慣れない三つ指グローブに『鶏“手”だ』と思いながら、いよいよ世界遺産の海・水温3℃の世界へエントリー
『お、思ったより冷たくな~い 凄い あの揺らめいてるのは羅臼昆布か うわぁ うわぁ うひゃひゃ』
…な世界だったのですが1本目は羅臼の洗礼を受け、水深を下げたら寒暖差でレンズがより曇ってしまう事態となり結局1枚も写真を撮れず… 陸へ上がった後もまだ曇っていたので余程の差があったのだと思います
1本目は…
ナメダンゴ、ホテイウオ(風船みたい)
クロガシラガレイ、マガレイ
アカボヤ
エゾメバル
オニカジカ、シモフリカジカ、ニジカジカ
ミズダコ(吸盤ひとつが親指第一関節分はある。これで中の下サイズらしい)
スジメ、オニコンブ(羅臼昆布)
トガリテマリクラゲ
アダラリア・プロキシマ(白くてモコモコのウミウシ)
+卵(ウミウシの卵なんて初めて)
フラベリーナ・ベルルコサ(黄色い背中のきれいな北方系ウミウシ)
カラフトシマモエビ、スナエビ、
など…見た私でさえ覚えてなかったり、書き出すのも読み上げるのも『うわ』となるくらいいっぱい見られたんですけどね…
ということで、いきなり2本目の写真を。
《カレイ》
クロガシラガレイかマガレイ…どちらかです(笑)
ここのカレイは隠れていません。普通にヒラヒラ泳いでいます(笑) そこらじゅうカレイだらけでした。
たまには隠れているのもいます。さぁ、どこにいるか見つけられますか? ちゃんと写っていますよ~。
《クマガイウオ》
羅臼限定で、しかもこの時期だけしか見られないお魚です。トンガリがあるので♀です。
《ウミウシ》
名前は判りません…。今、調べ中です。わかったら修正します。わかる方は教えて下さいm(_ _)m
色が無いけど、まさかフラベリーナ・ベルルコサだったり
《イトマキヒトデ》
…もしかすると伊豆にも普通にいるかも…。にしても大きかったし太ってたなぁ…。
《カジカ》
細かい種類はわかりません。1本目に見たカジカ類の中のどれか…。
《クサウオ(の仲間)の幼魚》
丸まった姿で…5mmくらい…かな。凄くキレイでカワイイ でも例によって成長すると可愛くない
《ヤギウオ》
ヨウジ系のように細長いお魚。
2枚目は失敗写真なんだけど…なんだかハート型の尻尾だけが写ってるのもおもしろく。
《ホタテ》
直径10cmくらいかな。ぱかっと開くととても肉厚な身が見えます 逃げようとジタバタしてるうちに、何とか姿を写真に残そうと構えられていた私のカメラにコツーンと激突。当たった音やホタテがビックリした感情?が伝わってきて顔(表情)は無くても可愛く感じました
《キツネメバル》
黒白だけど…愛着湧かない(笑)
《オホーツクホンヤドカリ》
カメラを構えて撮ると足の速さでブレた写真になるくらい本当に足が速くてビックリ。これも地域限定モノ。私の両手の握りこぶし合わせたくらいのサイズ。ハサミも大きくて重そう あ、後ろ向きに逃走してました。
《刺網》
斜めにスーッと入っている白い線が網です。カレイとかいろいろ網にかかっていました。薄い一枚網での漁。魚が逃げられないのが不思議です
《ナメダンゴ》
1.5cmくらい。尻尾の先まで入れても2cmくらいかな。小さくてカワイイ、アイドル的存在のお魚。おなかの吸盤で岩や海藻にしがみついています。親ナメダンゴは5cmくらいにはなるそうでこれから登場。それと入れ違いに成長したこの子達が深くて冷たい位置へ移動して、成長したら浅い水深に上がってくるのだそう。ってことは…羅臼ではほぼ通年ナメダンゴが見られるってことか
《カジカ》
種類違いそうなので別枠で。
しかも、カメラを向けたらポージングしてくれた(?)
うまく隠れています↓ どこにいるか判りますか?
そしてエキジット直前に見たものは…
《テカギイカ(の死骸)》
後ろに移っているダイバーは決して大柄ではありません。全長80cmくらいかな。このイカ、卵を浅場まで命がけで運んでくるそうなのですが、水面近くになると身体を真っ赤に変色させるため、その色が空を飛んでいるカモメ(羅臼ではゴメと呼ばれている)からはハッキリ見え、つつかれて食べられてしまうそうです。このテカギイカももう目や口あたりは無いし、ボコボコ・ボロボロ穴だらけです。産卵の時期で「運が良ければ卵抱えてる姿を見られるかも」と聞いていましたが、見られたのは…死骸でした でもこんな大きなイカを生で見るのは初めて
その後、沈んでいきました。
他にもテカギイカの赤ちゃん(5mmくらい?)やクリオネが唯一食べる生物ミジンウキマイマイ(5~7mmくらい?)もエキジット直前に見られましたが小さ過ぎて私の腕では写真に収められず…
いやぁ…いろいろ見たなぁ
1本目にレンズが曇ってしまって他にも見られた珍しい生物を撮れなかったのは本当に残念だけれど仕方無い…。次回、羅臼で潜るときのお楽しみってことで♪
ちなみに…
今回、私は野シャチに会うことはできませんでしたが観光船ではシャチ親子に遭遇したそうです。それがなんと、私が潜っていた時間帯
『潜らないで船乗れば会えたのに~』とも思うのですが、『野シャチが羅臼を泳いでる同じときに私も羅臼で泳いでた…ってことは野シャチに今までの人生で1番近づいた瞬間なんじゃん 数百mズレてシャチと並泳してたのかも』
というワケで…
「シャチをこよなく愛する泳げない私が胸に秘めた無謀な野望」を果たす第一歩のダイビングだったかもしれません
しゃ~ち~
気温:13℃(程度)
潜水時間 最大深度 水温 残圧(bar) 透明度
<1本目> 32min 15.7m 3℃ 200→ 30 10m程度?
<2本目> 38min 21.0m 3℃ 200→ 10 10m程度?
っと思っていたのですが、
『野シャチに会いたいな…』と思ったらどんどんどんどん会いたい気持ちが募って『無職で時間があるうちに♪』と勢いで北海道旅行を計画。いろいろ調べているうちに道東/知床半島の羅臼で潜れることが判明し、それならば…と旅行中に潜ってきてしまいました
…というワケで、今回のメンバーは現地ショップのカワハラさん、そして京都出身の女の子と私の女子のみダイビング お宿でピックアップしてもらいポイントへ移動 今までで1番…整備されてないポイントでした(笑)
先に見える大きな岩が“ロウソク岩”(高さ結構アリ。手前に写ってるのは漁師さん達)
岩の裏はこんな感じ。車の位置から下へ足元に気をつけて降ります
ちょうど写真中央辺りからズルズルエントリー
岩にはスジメという昆布に良く似ている海草が波に揺れていました。波が打ち寄せると足に乗ってきます。
気温はかなり恵まれて1本目に入る前は14℃くらいあったのかな。水温は事前に問い合わせたら「ギリギリ0℃以上だと思う」と言われていて結構覚悟していたのですが、予想をはるかに上回る3℃ カワハラさんに言わせると「春だ~! 天国だ~!」だそうです。夏だと16℃くらいになるとか。そうそう、春と言えば、15日に千歳空港へ降り立ったのですが飛行機内で札幌で本日ソメイヨシノが開花したそうですってアナウンスかかっていました。前日まで寒かったという話も現地の方から聞きました。北海道はこれから春なんですね~
あ、戻ります。
今回は寒冷地用のレギュレータと三つ指グローブ(しまった! 写真撮り忘れた)、リップガードを借りてのダイビング。他の器材はmy器材です。北海道⇔関東の港町の往復を黒い猫に運んでもらいました もちろんカメラも忘れず
器材をセッティングして慣れない三つ指グローブに『鶏“手”だ』と思いながら、いよいよ世界遺産の海・水温3℃の世界へエントリー
『お、思ったより冷たくな~い 凄い あの揺らめいてるのは羅臼昆布か うわぁ うわぁ うひゃひゃ』
…な世界だったのですが1本目は羅臼の洗礼を受け、水深を下げたら寒暖差でレンズがより曇ってしまう事態となり結局1枚も写真を撮れず… 陸へ上がった後もまだ曇っていたので余程の差があったのだと思います
1本目は…
ナメダンゴ、ホテイウオ(風船みたい)
クロガシラガレイ、マガレイ
アカボヤ
エゾメバル
オニカジカ、シモフリカジカ、ニジカジカ
ミズダコ(吸盤ひとつが親指第一関節分はある。これで中の下サイズらしい)
スジメ、オニコンブ(羅臼昆布)
トガリテマリクラゲ
アダラリア・プロキシマ(白くてモコモコのウミウシ)
+卵(ウミウシの卵なんて初めて)
フラベリーナ・ベルルコサ(黄色い背中のきれいな北方系ウミウシ)
カラフトシマモエビ、スナエビ、
など…見た私でさえ覚えてなかったり、書き出すのも読み上げるのも『うわ』となるくらいいっぱい見られたんですけどね…
ということで、いきなり2本目の写真を。
《カレイ》
クロガシラガレイかマガレイ…どちらかです(笑)
ここのカレイは隠れていません。普通にヒラヒラ泳いでいます(笑) そこらじゅうカレイだらけでした。
たまには隠れているのもいます。さぁ、どこにいるか見つけられますか? ちゃんと写っていますよ~。
《クマガイウオ》
羅臼限定で、しかもこの時期だけしか見られないお魚です。トンガリがあるので♀です。
《ウミウシ》
名前は判りません…。今、調べ中です。わかったら修正します。わかる方は教えて下さいm(_ _)m
色が無いけど、まさかフラベリーナ・ベルルコサだったり
《イトマキヒトデ》
…もしかすると伊豆にも普通にいるかも…。にしても大きかったし太ってたなぁ…。
《カジカ》
細かい種類はわかりません。1本目に見たカジカ類の中のどれか…。
《クサウオ(の仲間)の幼魚》
丸まった姿で…5mmくらい…かな。凄くキレイでカワイイ でも例によって成長すると可愛くない
《ヤギウオ》
ヨウジ系のように細長いお魚。
2枚目は失敗写真なんだけど…なんだかハート型の尻尾だけが写ってるのもおもしろく。
《ホタテ》
直径10cmくらいかな。ぱかっと開くととても肉厚な身が見えます 逃げようとジタバタしてるうちに、何とか姿を写真に残そうと構えられていた私のカメラにコツーンと激突。当たった音やホタテがビックリした感情?が伝わってきて顔(表情)は無くても可愛く感じました
《キツネメバル》
黒白だけど…愛着湧かない(笑)
《オホーツクホンヤドカリ》
カメラを構えて撮ると足の速さでブレた写真になるくらい本当に足が速くてビックリ。これも地域限定モノ。私の両手の握りこぶし合わせたくらいのサイズ。ハサミも大きくて重そう あ、後ろ向きに逃走してました。
《刺網》
斜めにスーッと入っている白い線が網です。カレイとかいろいろ網にかかっていました。薄い一枚網での漁。魚が逃げられないのが不思議です
《ナメダンゴ》
1.5cmくらい。尻尾の先まで入れても2cmくらいかな。小さくてカワイイ、アイドル的存在のお魚。おなかの吸盤で岩や海藻にしがみついています。親ナメダンゴは5cmくらいにはなるそうでこれから登場。それと入れ違いに成長したこの子達が深くて冷たい位置へ移動して、成長したら浅い水深に上がってくるのだそう。ってことは…羅臼ではほぼ通年ナメダンゴが見られるってことか
《カジカ》
種類違いそうなので別枠で。
しかも、カメラを向けたらポージングしてくれた(?)
うまく隠れています↓ どこにいるか判りますか?
そしてエキジット直前に見たものは…
《テカギイカ(の死骸)》
後ろに移っているダイバーは決して大柄ではありません。全長80cmくらいかな。このイカ、卵を浅場まで命がけで運んでくるそうなのですが、水面近くになると身体を真っ赤に変色させるため、その色が空を飛んでいるカモメ(羅臼ではゴメと呼ばれている)からはハッキリ見え、つつかれて食べられてしまうそうです。このテカギイカももう目や口あたりは無いし、ボコボコ・ボロボロ穴だらけです。産卵の時期で「運が良ければ卵抱えてる姿を見られるかも」と聞いていましたが、見られたのは…死骸でした でもこんな大きなイカを生で見るのは初めて
その後、沈んでいきました。
他にもテカギイカの赤ちゃん(5mmくらい?)やクリオネが唯一食べる生物ミジンウキマイマイ(5~7mmくらい?)もエキジット直前に見られましたが小さ過ぎて私の腕では写真に収められず…
いやぁ…いろいろ見たなぁ
1本目にレンズが曇ってしまって他にも見られた珍しい生物を撮れなかったのは本当に残念だけれど仕方無い…。次回、羅臼で潜るときのお楽しみってことで♪
ちなみに…
今回、私は野シャチに会うことはできませんでしたが観光船ではシャチ親子に遭遇したそうです。それがなんと、私が潜っていた時間帯
『潜らないで船乗れば会えたのに~』とも思うのですが、『野シャチが羅臼を泳いでる同じときに私も羅臼で泳いでた…ってことは野シャチに今までの人生で1番近づいた瞬間なんじゃん 数百mズレてシャチと並泳してたのかも』
というワケで…
「シャチをこよなく愛する泳げない私が胸に秘めた無謀な野望」を果たす第一歩のダイビングだったかもしれません
しゃ~ち~
気温:13℃(程度)
潜水時間 最大深度 水温 残圧(bar) 透明度
<1本目> 32min 15.7m 3℃ 200→ 30 10m程度?
<2本目> 38min 21.0m 3℃ 200→ 10 10m程度?