私は歩く好奇心… と気づいたのは
中年をとっくに過ぎた頃。
ずっと外国ミステリーが好きだったけど
「誰が?」じゃなくて
「なぜこんなこと……」が読みたい。
こんなに長生きするなんて
自分では考えもしなかった。
ただ…
「なぜ私はこんなことになったんだろう」
それがいつかわかるんじゃないかと。
それでなんとか、生き延びてきたような気もする。
出産も、乳がんの手術も
「好奇心」が最後まで味方になってくれた。
好奇心が働く限り、私は苦痛とは感じない。
でも、他人には興味がないみたい。
昔こどもに言われたこと。
「オカーサンの好きな映画の順番
1がロボットか動物、2がこども
3,4がなくて、5でやっと
人間(オトナ)になるかな~ってとこ(笑)」
現実から離れたいんだから
当然?そうなる。
この先いつまで、どこまで
このままで行けるかなあ…
「好奇心」は、ずっと傍にいて
味方のままでいてくれるかなあ…
それとも、いつのまにか
居なくなっちゃうのかなあ。
最近ふと、そんなことも考える。