被災地ボランティア（牡鹿半島大原浜にて）。

現地の状況はかなり深刻です。
未曾有の津波による被害が甚大であったのに加え、
半年にわたる復旧作業を降り出しに、
いや、それ以上に後退させる被害をもたらした台風１５号。
ＴＶや大手のメディアでは伝わってこない深刻な状況。

その被害は現地の人々の心にも大きな傷跡を残し、
外部の僕のような人間にもギクシャクとした不協和音を伝えるほどでした。
今、この時に、同じ国の中で、たった数時間車を飛ばせばたどり着ける土地で起きている事実。

宮城で、福島で、和歌山で、そして状況は違えど沖縄で。

僕らのイマジネーションはどのくらい豊かなのでしょう？
現地で起きていることを実感できる力をどれほど持ち合わせているのでしょうか。

豪雨で起きた土砂災害。
大水と土砂による「山津波」。


「津波で山に押し上げられたままになっていた船が、濁流とともに浜に返されてきた」
信じられないような真実。


ダンプの荷台で運ばれるボランティアたち。


水路にたまった土砂の掻き出しが今回の仕事のメイン。


泥を「土のう袋」に詰めて二次災害に備えて積み上げます。


僕は決して特別なことをしているわけではありません。
偉くも何ともありません。
ボランティアは「多少」現地の人のためになることもあるかもしれませんが、
僕は自分自身に返ってくることの大きさが分かるからやっているだけです。

真実から目をそむけさせているものは何か。
見えにくくさせているものは何か。
対岸の火事と思ってしまうのはなぜか。
時間がたつと忘れてしまうのはなぜか。

目隠しを外せるのは自分だけです。

そして今日も僕は自分の仕事に翻弄されバタバタと働いている。
お菓子を焼きながら、畑仕事をしながら、パンを焼きながら、自転車をこぎながら。
全部が全部繋がっていて同じ「いま」を共有していることに思いをはせながら。
僕とあなたと、被災地の人々と、地球上の全てと全宇宙のすべてと。

いま、ここにいることに感謝します。







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和栗の渋皮煮モンブランタルト。

皆さん、ご無沙汰日記です。
お元気でお過ごしですか？

急に秋めいて涼しくなり、活動しやすい時期になってきました。
また頑張って更新したいと思います。
よろしくお願いします。

さて、和栗を渋皮煮にしてモンブランタルトを作りました。


さつま芋も美味しいので、スイートポテトにして中に詰めいています。
下はタルト地にクレームダマンド。

チョッと秋らしいでしょ？

１０月はまた行事やイベントが多くて慌ただしくなりそうです。
台風で荒れてしまった畑の復旧作業も悩ましいのですが、
なるべく先のことは考えないようにしています。
今のことだけに集中していないと負けそうになります（笑

皆さんも、お身体大切に。
楽しい実りの秋を満喫してくださいね。




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