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ヒルノアトラーニが500万下を快勝!

2018年03月11日 | 情報
昨日の中京第6R(4歳上500万下、ダート1900)に、当場生産馬のヒルノアトラーニ号が出走しました。

出遅れ気味のスタートを切ったヒルノアトラーニは、中団やや後方での競馬。

しかし、向こう正面に差し掛かると一気に捲り切って、第3コーナーあたりで先頭に立ちます。

直線でも先頭で迎えると、そこからこの馬らしい粘り強さを発揮して、最後はクビ差凌いで1着でゴールしました。

ダート1900~2000という条件では、今回を含めて4戦2勝2着1回3着1回と好結果を残しています。

520kg台と馬格に恵まれた馬でもあるので、昇級してもこの条件ならば好走してくれそうな印象です。

次走も期待したいと思います。









2 コメント

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Unknown (AMANISTA)
2018-03-12 07:49:57
ヒルノアトラーニおめでとうございます(´ー`)
捲って押し切る強い内容でしたね!!

HaloとBold Rulerの多重クロス馬らしくコーナーリングが上手な馬ですね
これまで大箱コース主体の出走ですが、ローカル小回りも面白そうです(*´ω`*)

チャームアスリープの旅立ちは残念でしたが、残されたセレンの仔は父としても貴重な産駒ですし、今後の成長を見守り応援していきます!!
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Re: ((有)村田牧場)
2018-03-12 17:14:34
>AMANISTAさん

コメントありがとうございます!

スタートが上手な馬ではなく、現状では切れるというよりはジワジワと伸びる脚質なので、あのような捲る競馬になったのだと思います。
陣営の作戦がうまくハマった感じですね。

母のハーランズルビーは、米国キーンランド繁殖セールで購買した馬で、渡米前に約40頭ほど血統面からピックアップしていたのですが、そのなかの1頭に入っていた馬です。
Storm Cat系らしい丸みを帯びたパワフルな馬体と、Haloクロス持ちらしい手先の軽さが気に入って落札した馬です。

ハーランズルビー自身は多重クロス持ちですが、血統傾向がハッキリしている分、その点を配合に活かせば楽しみな繁殖牝馬だと思っていました。
マンハッタンカフェを配合したのは、Haloクロスを継続して、機敏さや芝適性を狙った意味もありました。(結果として、その逆のダート中距離馬に出てますが(苦笑))
また、マンハッタンカフェ産駒は、Mr.Prospectorを持つ牝馬と好相性だったので、その点でGone West持ちのハーランズルビーを配合したというのもあります。
これはおそらくBoldnesian≒Mr.Prospectorや、Nothirdchance≒Miss Dogwoodができるためでしょう。
ちなみにハーランズルビーの場合はMr.Prospectorと3/4同血の関係にあるMarshua's Dancerも持っているので、Boldnesian≒Mr.Prospector≒Marshua's Dancerという関係もあります。
そのほかにも、Law Society≒Dowager(Harlan's Holidayの2代母)も意識して配合しました。
最近のレース振りを見ていると、ヒルノアトラーニの大柄な馬格はマンハッタンカフェというよりも、このLaw Society(愛ダービー馬)から来ているのかなと感じるときがあります。

初仔のハーランズワンダー(ターファイトクラブ提供)では結果を出すことはできなかったのですが、ヒルノアトラーニはとりあえず2勝目を挙げてくれました。
ちなみにハーランズルビーは今年、ヘニーヒューズの仔を出産予定です。
母の馬体と血統から、Storm Catクロスがプラスに働くような気がしています。
ヘニーヒューズの母Meadow Flyerの部分に、Northern Dancerの血が入らないというのも、この配合では程よいアウト感が出ると感じています。

チャームアスリープとの別れは突然だったので、当場としても非常に残念に思っています。
現在は、当場にとっての功労馬ということで、できれば彼女の墓を建立したいと考えています。
具体的なことが決まり次第、このブログで報告する予定です。

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