当場からターファイト・ローレルの両クラブに提供している1歳馬2頭の近況をお伝えします。
まずは、ターファイトクラブ提供馬のアルレガーロの2017から。
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当歳の秋頃まではローレルゲレイロ産駒にしては大人しかったのですが、明け1歳になると、やはりゲレイロ産駒らしく気性の強い面が出てきました。
むしろ、ゲレイロの牡馬ならばそうあってほしいと思っていたので、こういう気性が出てきたのは好感が持てます。
放牧時には『早く放せ!』とヤンチャ気味になりますし、現1歳世代では一番遅い生まれ(4月28日生)で他馬に比べれば一回り小さな馬体ながら、放牧地では自分より大きい馬にどんどん向かっていく様子は頼もしい限り。
体つきは張りがあって丸味を帯びてはいますが、ムダ肉が付かないタイプで骨格がしっかりしているなど、ローレルゲレイロ産駒らしい特徴を備えています。
一方で、馬房内では相変わらずどっしりとしていて、手入れなども素直にさせるなど賢い面も持つなど、気性的には今のような雰囲気で成長してほしいところです。
ケガらしいケガをここまで一度もしたことがないのも、父と同じです。
ヤンチャなのにケガをしないというのは、運動神経や反射神経が良い証拠なのかもしれません。
次に、ローレルクラブ提供馬のアメージングムーンの2017です。
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かわいい顔つきの彼ですが、気性的にはだんだんとこの牝系の牡馬らしい気の強さを見せるようになってきました。
こちらも馬房内では比較的穏やかな感じなのですが、放牧地では他馬と噛みつき合ったり、集牧時には他馬を威嚇して自分が一番に入れてもらおうとするなど気の強い面を出すようになってきました。
馬体面では、胸の深い体型や大きなトモなど筋肉の発達した四肢を持っているのが、この馬の特長でしょう。
ロードカナロアを父に持ち、ローレルゲレイロを叔父に持つという、スピード系の血を受け継ぐ馬らしい馬体だと言えます。
ロードカナロア産駒は芝での勝ち上がりが多く、セールなどで当歳馬や1歳馬を見ても素軽い馬が多かった印象ですが、本馬もしっかりした骨格をしていますが重たい印象は与えません。
繋も程よい長さとバネを兼ね備えているので、全体的な印象としてこの馬も芝馬だろうなというのが、現時点での印象です。
彼ら2頭は同じ放牧地で放牧しているのですが、互いに気の強いタイプの割りには気が合うのか、仲が良かったりします。
まあ、彼らには彼らのスタンスがあるのでしょう。(笑)
【アメージングムーンの2017(左)とアルレガーロの2017(右)】
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まずは、ターファイトクラブ提供馬のアルレガーロの2017から。
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当歳の秋頃まではローレルゲレイロ産駒にしては大人しかったのですが、明け1歳になると、やはりゲレイロ産駒らしく気性の強い面が出てきました。
むしろ、ゲレイロの牡馬ならばそうあってほしいと思っていたので、こういう気性が出てきたのは好感が持てます。
放牧時には『早く放せ!』とヤンチャ気味になりますし、現1歳世代では一番遅い生まれ(4月28日生)で他馬に比べれば一回り小さな馬体ながら、放牧地では自分より大きい馬にどんどん向かっていく様子は頼もしい限り。
体つきは張りがあって丸味を帯びてはいますが、ムダ肉が付かないタイプで骨格がしっかりしているなど、ローレルゲレイロ産駒らしい特徴を備えています。
一方で、馬房内では相変わらずどっしりとしていて、手入れなども素直にさせるなど賢い面も持つなど、気性的には今のような雰囲気で成長してほしいところです。
ケガらしいケガをここまで一度もしたことがないのも、父と同じです。
ヤンチャなのにケガをしないというのは、運動神経や反射神経が良い証拠なのかもしれません。
次に、ローレルクラブ提供馬のアメージングムーンの2017です。
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かわいい顔つきの彼ですが、気性的にはだんだんとこの牝系の牡馬らしい気の強さを見せるようになってきました。
こちらも馬房内では比較的穏やかな感じなのですが、放牧地では他馬と噛みつき合ったり、集牧時には他馬を威嚇して自分が一番に入れてもらおうとするなど気の強い面を出すようになってきました。
馬体面では、胸の深い体型や大きなトモなど筋肉の発達した四肢を持っているのが、この馬の特長でしょう。
ロードカナロアを父に持ち、ローレルゲレイロを叔父に持つという、スピード系の血を受け継ぐ馬らしい馬体だと言えます。
ロードカナロア産駒は芝での勝ち上がりが多く、セールなどで当歳馬や1歳馬を見ても素軽い馬が多かった印象ですが、本馬もしっかりした骨格をしていますが重たい印象は与えません。
繋も程よい長さとバネを兼ね備えているので、全体的な印象としてこの馬も芝馬だろうなというのが、現時点での印象です。
彼ら2頭は同じ放牧地で放牧しているのですが、互いに気の強いタイプの割りには気が合うのか、仲が良かったりします。
まあ、彼らには彼らのスタンスがあるのでしょう。(笑)
【アメージングムーンの2017(左)とアルレガーロの2017(右)】
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