むすんで ひらいて

YouTubeの童話朗読と、旅。悲しみの養生。
ひっそり..はかなく..無意識に..あるものを掬っていたい。

糸を紡ぐ

2013年08月13日 | こころ
暑い日が続きますね。 お盆はどんなふうにお過ごしですか


わたしは前回、「心にいつもいいことを想い描く」と書いたら、こんなことがありました。

頭の隅で、Aさんの問題をどうしたら改善できるのかな。と思いながら過ごしている時、ちょうど読んでいた「さとりのホ・オポノポノ」という本に「これだ!」というキーワードを見つけました。 

それで、久しぶりに気になって、彼のフェイスブックを開いてみました。
と、偶然にもその日、同じキーワードに焦点を当てた書き込みがされていました。
ただ残念なことは、それがより問題を深める文脈で表現されていることでした。

一息ついて、ふと、わたしの心を振り返ってみると、どうやら「今のAさんに足りないのが、このキーワードを含む視点だ」と、やはり問題意識を強める想念が根元にあったことに気づきました。

「彼」ではなく、「わたし」にできるのは、まず自分の心を平和にすること。
Aさんをイメージする時に、気になるものが取り払われ自由になった状態を描く方向だとハッとしました。

そして、自分の中から、解決に役立つと思ったキーワードの重要性を手放しました。
すると、しこりが消え、Aさん本来の姿を信頼できたという、より気持ちのいい状態になりました。

それから数日後に、また何気なくフェイスブックを覗いてみると、あらら、今度はその書き込みが消えていました!
どういうわけかはわかりませんが、問題をやっつけようと思うよりも、自分の中からそのひっかかったものを手放すと、外側にも思いもよらない平和が現れるのだと感じました。 

後日、「自分にバテています。」とメールをくれたAさんは、今、葛藤を一つずつ手にとっては、心の大手術をしているところなんでしょう。

はてさて、このキーワードを見つけた章には、「あなたのなかから消えたものはほかの人からも消える」とあります。
うっかり彼に必要だと思ったものが、ぐるっと廻ってわたしに必要だったというパラレルな体験に、思わず笑ってしまいました。


おまけ。

春先に、「ほしいな~」と手に取って、部屋に飾ったところをイメージしたまま保留にしていたものを、何も知らない友人から誕生日にいただきました。

今年は、いつも夏に見かける大きなひまわりにまだ出会ってないな。どこかに咲いてないかしらと思っていたら、友人がバースデーカードに、晴々としたひまわりをいっぱい描いて贈ってくれました

わたしたちは無意識に、空中から糸を紡いでいるのかもしれませんね。



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いつも、初めまして。

2013年08月01日 | こころ
八月、蝉が夏を謳歌しています。

今年も、お庭の畑では、トマトとピーマンが豊作です。
去年と同じようでも、別の苗、味もわずかに違います。

毎日おいしいスイカやメロンや桃も、同じスーパーに並んでいるけれど、やっぱり一個一個、
去年とは違うもの

6月に歩いた滝は、7月再び来た時も同じようには見えたけど、流れているのはまるっきり別の水。




その時々が、新鮮。

自分も周りの人も、つい「こういう人」と思いがちだけれど、ほんとうは未知の広がりを持っているから、いつも初めまして。
前に覚えのあるような状況も、その時起こったことが、今度も起こるとは限らない。

だから、思い込みに引きずられないで、心にいつもいいことを思い描いていよう。


この間、
「自分からこれまでやってきたことをとったら、なんにもなしになってしまう。」
と、言う人がいた。
いいのになぁ。 なんにもなしから、描いたら。




すっきり爽やかな、夏の飛騨高山美術館

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