バリ島で刺激をたくさん受けて、ちょっとつかれた時に、わたしなりの治療法を考えました。
先ず、街中レストランで出会ってきた甘すぎたり辛すぎたり、しない食事をゆっくり味わいたくなり、おいしいサラダを求めて出発しました。
その中で心から幸せを感じたお店は、ヌサ ドゥア地区のホテル、グランド ニッコーのイタリアンレストラン “La Terrazza” のビュッフェ
ビュッフェは普段ほとんど行かないのですが、お料理を見せてもらって、種類豊富なサラダに替えがたいものを感じました
日本人にも合うやさしい味つけ、イタリア語のBGM、夕焼けに染まる海。
イタリアのフィレンツェに着いた日、タクシーの運転手さんに市街を一望できるレストランへ案内してもらったことを思い出し、バリにいながらヨーロッパ気分を味わいました。
サヌール地区では、タンジュン サリ ホテルのビーチサイドにあるレストランが静かで落ち着きます
サラダも丁寧に盛り付けられていて、おいしい。
ただ戸外なので、蚊には注意。
帰ってきたら、じぶんも食べられていました。
(こちらのホテルは、12年前に来た時と比べて宿泊料が2.5倍に
先日書いたコーヒー屋台も、地代が去年まで年間35,000円だったところ、今年から80,000円に高騰し、店主は他を探しているところです。
みんな変化していて、その中でやれやれと思うことは何かしらあるもので、これはもう、しょうがないなぁ。)
雰囲気の寛げたレストランは、ヌサ ドゥアのホテル、グランド ハイアットのガーデン カフェ “Garden Cafe” 。
その日来ていたお客さんたちは、みんな「家からちょっと外食に来た」という気さくさで、BGMはポップ・ミュージックと、和やかでした
セットメ―ニューのスープやメインは少し塩味がきいていましたが、味はおいしく、特にデザートの米粉のパンケーキはシロップで甘さを調節でき、ココナッツミルクにとてもよく合っていて、満ち足りました。
食後、日本語の気に入った本を読み(今は、カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」)、気の合う人と話し、眠って治す(Sleep Away)
何をするかは好みですが、会いたい人や好きなこと・食べもの・場所があれば、いろいろあってもなんとかなると、なんだか基本的なことを実感しています。
好みに合ったものは、理想 ― 思い込んできただけかも ― 通りじゃなくても意外と身近にあるもので、こころとからだにムリをせず静かに声を聴きながら、ぼちぼち歩くのがよさそうです
海と空は、かつて来た時と変わっていません。
かうんせりんぐ かふぇ さやん http://さやん.com/