私は家の前に立っています。でも周りは風景がかわっていて、台風か洪水のあとみたいにあたり一面びしょぬれです。家々に変化はありませんが、木なんかは傾いたりしているものもあります。ちょうどものすごい量の雨が一気に降った後、といったところでしょうか。私自身、体中びっしょりぬれていて、とても寒いです。
まず、ユキつきのことが気になりました。ふと見ると、ユキはなぜかキャリーバックに入って足元に居ます。
でもつきがいません。私は家に急いで入りました。「つき~」と呼ぶとすぐに「にゃ~ん」と返事が。声の方に向かいながら何度も「つき~つき~」と呼ぶと、そのたびに「にゃ~ん、にゃ~ん」と返事が返ってきます。時には夢だからか、「おかーちゃーん」といっているように「うにゃ~にゃ~ん」なんて声も返ってきます。ほどなく、寝室のいつもの場所からずぶぬれのつきが出てきました。しっかりだっこして、「びしょぬれだね~」といいながら、安心したところで目が覚めると、ふとんをはいでしまって震えて寝ていた私の顔のすぐ前の枕元につきが座って私の顔を覗き込んでいました。私もしかして、うなされてたのかな?
怖い夢とかではなかったのですが、何かものすごくほっとした気分になって、リアルにつきを抱っこしながら泣けてしまいました。
次の日の夜、つまりゆうべ、今度はつきが枕元の猫ベットのなかでうなされ?ていました。
怖がっているような声ではなかったのですが、いつも返事をするような声で「にゃ~ん、にゃ~ん」と何度も眠りながら鳴いています。その声で目が覚めた私はつきを起こしていいこいいこしながら「ここにいるよ~」というと、つきはすぐゴロゴロ全開の大甘え状態になって、そのまま安心して眠りました。
そのつきの寝ながら鳴いていた声が、丁度おととい私が夢を見ていた時に聞いた鳴き声とそっくりだったので、もしかしてつきも夢の中で何度も私を呼んでいたのかな?とまるで夢がシンクロしていたのかなという気がしてしまって、不思議な絆を感じました。(あくまでも私の勝手な想像なんですが(^^;))
私とつきは、前々からほんの時々、こういったテレパシーみたいな、考えがシンクロするみたいなことがあります。猫ってもしかしたら、人の心を見ることが出来るのかしら。
不思議な気持ちになったひとときでした。