やふねでふねいりふね

早期退職後の日々

ピーという人

2014-11-01 18:44:52 | 娯楽
大田区民ホールアプリコで「瞳みのるエンターテイメント2014~歌うぞ!叩くぞ!奏でるぞ!」を見た!
昨年末のザ・タイガース2013の東京ドーム公演でチラシをもらって、最近になって行くことにした。
瞳みのる(ピー)+男性3人(ギター、ベース、ドラムス)、女性2人(キーボード兼ボーカル)のバンドで1950年代のロックンロールからフォークやザ・タイガースの曲まで様々な曲を演奏した。
1階席は満席で終始総立ちで盛り上がっていた。
「旅愁」、「埴生の宿」、「仰げば尊し」、「蛍の光」のメロディに中国語の歌詞を付けて、新しい曲として歌ったりもしていた。
瞳みのるは十代でアマチュアバンドを結成し大阪で活動し、東京に進出して、ザ・タイガースのピーとして人気アイドルになった。解散後は芸能界を離れて定時制高校に再入学し、大学、大学院に進学し、中国に留学もして中国語を研究。高校の漢文の先生を30年以上勤めて退職。60才代後半で音楽活動を再開。
今年68才だかステージではドラムを叩き、歌い、踊り、元気いっぱいだ。既存の曲に中国語で歌詞を付けるという独自の試みを、昔からのファンが受け入れてくれて、ご本人も楽しそうに演奏していて、元アイドルではあるが新しいエンターテイナーになったと感じた。
人生の様々な経験を無駄にせずに生かすのは難しい。高齢になって新しいことを始めるのも難しい。
それを実現しているピーという人はすごく幸せな人だと思う。

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