やふねでふねいりふね

早期退職後の日々

春樹と真知子

2013-02-25 22:57:28 | 娯楽

映画「君の名は」第1部、第2部、第3部、一挙上映を銀座シネパトスで見た。
昭和28~29年の作品。数寄屋橋が川(外堀)にかかる橋だった頃で、この映画で全国的に有名になったそうだ。もとはラジオドラマで放送時間には銭湯が空になったと聞いたことがある。
第1部は空襲下での出会いからすれ違いの連続でハラハラする。岸恵子は悲劇のヒロインがぴったり。佐田啓二(中井喜一の父)もハンサムで誠実そう。
第2部は春樹が北海道の美幌に行って、アイヌの娘(北原三枝)に惚れられる。婚家を飛び出した真知子が訪ねて来て、ふられたアイヌの娘は摩周湖へ投身自殺。
話がややこしくなってきて疲れる。
第3部は真知子が九州の雲仙のホテルで働いていると、いじめていた姑がやって来て、戻って欲しいと懇願する。欧州出張前の春樹が来て、真知子が離婚出来たらいっしになろうと約束。
欧州に連れて行けばいいのに、とじれったく感じる。
真知子は落胆と疲れで病気になり、東京で入院、離婚が成立、重篤な状態に陥るが、春樹が緊急帰国して、めでたしめでたし(?)
昔の人気作品だけに最終日、平日でも空席少ない。

3/31で閉館するこの映画館、外には過去にイベントで来館した俳優などのサイン色紙と一般の寄せ書きが貼り出されている。

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