長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

★★林真須美被告の死刑確定

2009-04-22 07:28:01 | Weblog
和歌山カレー毒物混入事件は、本人の自白もなく、直接的な証拠もなくて死刑が確定したらしい。
そうなると、もし被告の家の事情に詳しい外部のものが、砒素を盗み出して、カレーに入れた場合、同じ結果となるのではなかろうか。
カレーの中の、砒素を分析すれば、被告の家にあったものと成分は同じであり、砒素を入れた現場を誰も見たことはない。
また、逆に、愉快犯とはいえないが、毒をもっているうちに、使いたい衝動に駆られて使ってしまったとしたら、動機を解明しようとしても解明できないかもしれない。
林被告は、前にも保険金殺人ともかかわっていたようだし、死に対して特別な感情を持っていたのかもしれない。
時代劇で、若殿が、名刀を手に入れて辻切りを行うというのがよくあるが、これなども、もし裁判にかけても、動機はよくわからないということになるかもしれない。
いずれにしても、このような事件を裁判員制度で、我々が裁くことになったら、とても手に負えるようなものでないことは確かである。

★やりきれない清水由貴子の自殺

2009-04-22 07:15:55 | Weblog
まず一言で言うならば、「甘ったれるな」といいたい。
死者に鞭打つという言葉もあり、事情を良く知らない私がとやかく言うことは出来ないかもしれない。
けれども、彼女は、まだ49歳であり、仕事をやめて介護しだしてから、まだわずかに1年だという。
それに比べれば、介護をしている私などは20歳も年とっているし、そのような状況よりひどい状況で介護を続けている人もいっぱいいると思われる。
もちろん、母親は30年くらい糖尿病、腎臓病を患っており、ほとんど目も見えないというから、介護のこの1年より前から大変な思いをしていたのかもしれない。
それにしても、そんな母親を残して、自分だけ死んでしまって、母親のことをどのように思っていたのだろうか。
女優、歌手として活躍して名前も知られている清水由貴子であれば、もっと介護の大変さを世間に知らせ、どうしたらよいかをみんなと解決して欲しかった。
また、政府も、エコポイントだ、児童手当など行っているが、これらは、経済活性化や少子化の解決に役立つために行われているのであるが、それ以前に憲法で保障された生活もできない人を救済することに尽力してもらいたい。