長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

水門「閉鎖より避難」

2012-02-05 09:13:24 | Weblog
今朝の新聞に、大震災の際には、消防団員は、水門を閉めるより、まず避難だという「避難優先ルール」を決めている自治体が多くなってきているという。
確かに、先の東日本大震災では、多くの痛ましい犠牲者を出した。
だから、このルールの作成は極めてよく分かる話である。
しかしながら、水門を閉めてない防潮堤は、無用の長物とならないのだろうか。
全国に水門と防潮堤の門扉は2万5000基ほどあっても、遠隔・自動化されているのはわずか742基しかないという。
また、大地震が起きても、今後は津波の高さは放送しないとなっており、それでは、消防団員も水門を閉めにいったらよいのか、避難したらよいのか、判断に迷うことだろう。
これだけの水門があると、予算の関係で早急には自動化できないかもしれないが、重点地区だけでも、なんとか早急に自動化してもらいたいものである。