マンガ家高橋陽子の「頑張りましたねタカハシさん」

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ジブリ美術館は急いで行かなくていいのさ

2007-07-03 | 黒タカハシ

あれこれ、困った経験がある方が楽しいことあるのだよね。って
ジブリ美術館に行って思ったワン。

ジブリ美術館の中に
アニメ映画ができる工程を具体的に説明した展示があるの。
それの始めの部屋で宮崎駿さんが書いた
「こんな話はどうかなー?」
「こんな登場人物でさー・・。」ってのを書いた
膨大な絵の展示があるのだけれど
それを見ただけでも
大人の人は
「自分は 人に自分の考えを説明したり表現するために
ここまで努力しているかしら?」って思うと思うのよね。

宮崎駿さんが天才だから、って思ったっていいんだけど
天才がここまでやってんのかーっと思うと
やっぱ、思うところあるわけなのよね。

この「思うところ」ってのが
大人のジンジンする喜びなのよね。

小学生以下しか「ねこバス」の大きいぬいぐるみに乗っかって遊べないんだけど
ジブリ美術館を「努力と表現と執念」ってのの
展示だと思っって観るなら
大きくなってから観たほうが感動すると思うのよね。

で、昨日は2回目だったんで感動が無かったかって言うと
そんなことはなくて
なんと、常設展示と思っていた絵とか小物が
先週と変わっていて昨日はたくさん背景の絵を見られました。
昨日はカフェに入って生まれて初めて
麦わらのストローで飲み物を飲みました。

何度行っても楽しいと思うわよん。
でも、あわてていかない方が いいと思うヨン。