マンガ家高橋陽子の「頑張りましたねタカハシさん」

イラストレーター高橋陽子の秘密基地ブログ
ホームページは高橋陽子のタカイングhttp://takaing.com

山で私は考えた。エレガントになろう!って。

2010-11-09 | 黒タカハシ
この週末、山に行って来ました。
いつもなら娘アーピー嬢と行くのですが あちらは家にも帰ってこない多忙な毎日。
いつもなら二人で山に入って栗を拾って
ストーブを着けた部屋で栗の皮をむき おせち料理用の甘露煮を作るのですが
今年は一人で甘露煮を煮ました。
去年、「たぶん来年は来られない」と言われていたので
ああ、コレが最後ねと思って甘露煮を煮たので、想定内の話なんだけれどね。

いつも庭で黒コゲのホットドックを焼いたり
スーパーで買ったたこ焼きを車の中で食べようとして 
たこ焼きを車のシートに落として汚したり
くだらないことを 次々やって楽しいのだけれど
まあ、今年は一人でありました。

サンタクロースがいつのまにか 家に来なくなるように
静かに静かに家族の時間が動いていくのをこういうときに感じるんだなと
思ったりしました。

「一人ぼっち」の神様が
「誰かの何か」でなくなる日のための訓練をさせているようであります。
一人は気楽でほっとするけれど さびしいもんですわ。
どんどん友達つくらないとな、とか思ったし
いろいろ考えました。
「一人」でいる時間に考えなくてはいけないことを考えてきました。
考えなくっちゃいけないお年頃なんだわね、と思いました。

「誰かの何か」でない状態って 何も家から離れた土地でしかなれないわけじゃなくって
ジムでもそうだな、ということに気がつきました。
ジムに来ている女の人は 誰もがちょっと家庭とかから離れた開放感があるもの。
でもね、その開放感がちょっとスタッフに威張ったり 
わがままな態度になっちゃう感じってあるみたいなの。
まあ、「いつも何かの何か」であることから開放されたら
「旅の恥はかき捨て」って感じで好きにやっちゃって良いにはいいんだけどね。

アタシが「誰かの何か」であることは常にある状態でも無限に続く事なわけじゃないのよね。
介護が終われば自然と「お嫁さん」でいる事もなくなるんだし
子供たちも近い将来家からで出るでしょうし
ダンナさんだっていつか死んじゃうかもしれないんだしね。

「誰かの何か」でいることは 大変だけれど気持ちの中での支えになっていることは確かなのよね。
それが なくなったときは 「たがが外れる」ことになるわけよね。

そうなった時、そうなった時、
私はできるだけエレガントでいられたら良いなと 思ったのであります。

子供たちが家を出て・・・自分のおせち料理のために
私が栗の甘露煮を煮るという事があったら・・
そんなことができたら 私は本当にエレガントだわ。

そうなったら 泣けるほどカッコイイわね、私。

◇………………………………◇


人気ブログランキングへダイエット日記部門
8位!!
↑こっちも頼むよ!!
にほんブログ村 ダイエットブログへブログ村ランキング
ブログ更新できなくてごめんねー。今週もがんばるからよろしくね!
ダイエットブログランキング18位だぞ!!わお!毎日ちょっとアップを目指すのだ!
今日からまたがんばるよ!応援頼むね!
ダイエット日記ブログランキング4位ぐらいです。
 ←私のホームページ