益子じん 工房いわもと

一枚の写真が語る?日常・・・

3月3日はひな祭り

2008-01-26 | 陶器
そろそろお雛様の季節になりました。
娘が大きくなってからはすっかり飾ることもなくなってしまいました。

近頃はあちこちでおひな様展なるものが催されています。
日頃お世話になっているギャラリーでまさに今、おひな様展をやっています。
やきもの作り30年目にして、初めてお雛様を作ってみました。

まずはスケッチ、木目込み人形が気に入ったのでこれに決定!
あとは指にまかせて・・・
出来上がったのが写真のお雛様です。
あまりに普通といえば普通、でも丸いのは一番気に入ってます。

埼玉県坂戸市の“うつわ坂http://www.utsuwazaka.com/というギャラリーで2月11日まで展示してあります。
ガラスのお雛様もあります。
みんなで8人、それぞれの年代の人が思いのこもった
作品を作っています。
ぜひご覧ください。にこやかなご夫婦がお待ちしております。


今年は久しぶりにお雛様を飾ってみました。
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巴里だより

2008-01-20 | 写真
私の兄が長くフランスに住んでいて、不定期にこんなものを送ってきます。
写真と本文で構成されている“巴里だより”というものです。わりと最近のものを紹介します。


(124)パイプオルガン    2007年10月19日 岩本宏紀

十字架を買いにマドレーヌ寺院へ行ったときのことである。

入ってすぐ右手にある売り場で、頼まれていた十字架を買い求めた。
友達が飼っている犬は、高齢で重病。何度か生死の境をさまよい、
今は薬と点滴で命をつないでいる。友達はこの犬のために、
マドレーヌ寺院の十字架を求めていた。

「買い物は済んだ。じゃあさようなら」というのも教会に失礼なはなし。
せっかくなのでこの犬に祈りを捧げようと思い、祭壇に進んだ。
そのとき、突然降ってきた大きな音にびっくりした。
見上げるように振返ると、壁一面にそそり立つパイプオルガンの威容。

音は心臓に直接響き、ぼくの心を見た神さまの「良し!」と声に聞こえた。

教会の天井は、オルガンの音や合唱の声が天から降ってくるように
聞こえるよう設計されていると聞いたことがある。

まさにそのとおりだった。

演奏者を探したが見つからない。人間の作り出した音楽というより、
高いところからのメッセージという印象を醸し出すために、敢えて
演奏している姿が見えないように設計してあるのかも知れない。

添付画像 マドレーヌ寺院のパイプオルガン 2007年10月6日






コメント (1)
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