投句がそろいましたので、選句をお願いします。
いろいろ先が見えない時間をすごしていることと思います。
少しだけ先が見えてきたと信じながら、我慢の日々でしょうか。
人間不信に陥ってしまうような話もたくさん聞こえてきますが、それだけ世の中こんらんしているのではと心配しているところです。
まずは選句前に↓確認しておいてください。
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★投句一覧★
探偵がミラーを見上げ遅日かな
遮断機の竿(バー)の直立五月来る
今日は出社いつものバスとハナミズキ
八重桜行方の知らぬバスの中
のろのろと下りる遮断機風は夏
舗装路のすく間朗らに菫草
物質転送装置は不調遠蛙
職安に向かふ横顔五月来る
余花落花黙したまゝの起重機に
投函の切手は牡丹濃紫
コロナ禍の時差登校や花は葉に
風光る遠近法の似合う街
三月のあの日とおなじさくらさく
電線の隙間から見る五月晴
StayHome空押し上げる花水木
電線の引っ張り合っている暮春
五月晴恨めし過ぎるコロナの禍
春雷の遠近標せる赤コーン
遮断機の向こう五月の蒼き空
絶え間なき道路工事や落椿
ガス燈の倫敦恋ひし五月空
電線が風受け止める花は葉に
帰郷への戸惑いバス待つ修司の忌
ふるさとの鉄橋春の音させて
やや傾ぐ電信柱花は葉に
天を指す遮断機の尖鳥雲に
筍を抱えゾンビが来る踏切
粛々と物みな動きの止まる春
犬友が歩道狭める日永かな
単調に暮れて残花の匂う路
バス停に故郷の訛り四月尽
限りなく塀は水平春の土
踏切を渡りポストに春は過ぐ
花水木パワーショベルが街を噛む
花冷えのポストを統べる男かな
遮断機の分ける青空春惜しむ
出稼ぎの寮に故山の余花便り
踏切の竿高々と揚雲雀
★選句要領
選句数6句(うち特選1句)
締切 5月7日(木)24時
選句コメントをつけて送ってください。
選外のものでもコメントしたい句がありましたら、コメントを受け付けています。
★当番は宙虫です(選句送付先メルアド)
nakamusi5011naka@kme.biglobe.ne.jp
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