オリンピックを素直に楽しんでいる。
コロナのことにはその時だけ目をつむって。
前半は柔道を中心に金のラッシュ。
各競技の時間割を元にネット配信とテレビを駆使して大変です。
★投句一覧
※当初掲載した一覧に漏れなどの当方の混乱があり、8/5午前11時追加修正していますので、ご了承ください。
青山に夏柔らかき夕日かな
処刑待つ如くに座る夏木立
石像や緑蔭に指揮棒落ちて居る
風立てば風の世界の夏木立
故郷へ急げ宅配雲旺ん
蝉の声山に張り付く山の寺
炎帝を呑み込む埴輪闇の闇
玉音てふ宣旨流れて立あふひ
葛の雨運転席から恋のうた
バカラに負けて夏野の底にあるねぐら
石枕のみの石棺蝉時雨
次の世へ想いを運ぶ夏加速
梅雨空の重きトラック北めざす
緑陰に笛の音きよら時空超え
八月やオーケストラは「運命」を
万緑の底に目覚めしモアイ像
十秒を切るトラックや夏の月
緑濃し向かうは蒼穹神の国
木下闇くらりと過去を呼び起こす
遠青嶺過去と未来を断つ国道
古代ロマン旅する真夏の大冒険
未だ若き皇子の古墳苔の花
鬼やんま風の通り道は秘密
帰省子の屯している学舎跡
緑蔭にロングホールの大叩き
まほろばの青垣幾世の蝉時雨
石人が街へ蝙蝠送り出す
石像の楽器鳴り出す野は晩夏
笛の音を石像たちの敗戦忌
青草やコーヒー党が一人減り
あをあをと四万六千日の雨
銅像に洞あり夏に果てのあり
緑蔭の石像達は背を向けて
麦笛や時空を超える王の魂
晩夏光石の武人の石の笛
緑蔭を抜け笛の音に辿り着く
颱風や北へ北へと追ひかけて
千年を経ての祭りや無言劇
夏山に七賢集ひ睥睨す
メロンに活魚積み豊洲へと直行便
選句数6句(うち特選1句)
締切 8月7日(土)24時
選句コメントをつけて送ってください。
選外のものでもコメントしたい句がありましたら、コメントを受け付けています。
★当番は宙虫です(選句送付先メルアド)
★★
俳句「麦の会」ブログ更新中。
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