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転じて、煩悩(ぼんのう)の汚(けが)れの中にあっても、染まらず清浄を保っている人の喩え。
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出典:維摩経(ゆいまぎょう・ゆいまきょう) (詳しくは「維摩詰所説経」) 大乗仏教の初期の経典。3巻。鳩摩羅什(くまらじゅう)訳。他に2訳がある。在家の居士ビマラキールティ(維摩、また維摩詰)を主人公とする。病床にある維摩と見舞に訪れた文殊菩薩との対話を軸として、空(くう)の真義とその立場に立つ菩薩の実践が明らかにされる。「維摩」。
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私はいつも社長をもっと使ってくれというのです。「こういう問題が起こっているのです。これは一ぺん社長が顔を出してください。社長に顔出してもらったら向うも満足します。」「それなら喜んで行こう」というわけです。こういうように社長を使うような社員にならなければならないと思うのです。その会社に社長を使う人間が何人いるか、一人もいなかったらその会社はだめです。しかしほんとうに社長を使う人間が、その会社に十人できたら、その会社は無限に発展すると思います。また、社長を使わなくても課長や主任を使う。上司が部下を使うことは、普通の姿です。部下が上司を使うことが大事なのです。