*モスクワの地下鉄の話
モスクワの地下鉄(Metroメトロ)は、全線均一の5コペイカ(20円)でした。利用者(社会主義国だから「乗客」とは言わない~私の私見))は改札を入る時に5コペイカの硬貨を投入口に入れるだけで入場が出来た。入れないでそのまま改札口を通ろうとすると、鉄の棒が横から出て来て、改札通路を遮断する仕組みになっていた。大きな駅の何通路もある改札口でも改札係員は一人で、ただ利用者が通過するその状況を見ているだけでよかった。改札の合理化はモスクワが最初であろう。叉、全線均一であるからこそ出来るこのシステムに、私は率直に感銘した。*日本の大きい駅・ターミナル駅では鋏(改鋏=かいきょう)を持った何十人もの改札係員や集札係員が配置されている。
改札を入ってホームへ行くのに地下深く(100メートルから200メートル位)エスカレーターで降りて行った。こんなに深くホームがあるは戦争の時、市民を守るシェルターの役目をしているとか。ホームは大理石で出来ていて、約50メートル間隔で大きな大理石の彫刻像があった。又、ホーム照明は天井から豪華なシャンデリアが幾つも下っていた。それはまさしく宮殿の中に居る感じであった。ホームに塵一つ、吸殻一つ落ちてないのには、本当に感心した。私は滞在中、5・6回ほど利用したが、何処の駅でも綺麗であった。駅の綺麗さとゴーリキ通りにあるレストランのトイレの汚さは反比例していたが、同じ国営なのに如何してなのであろうか、私は不思議でならなかった。
又、何処の駅でも案内用電光表示路線図があり、目的地のボタンを押せば利用路線と乗換駅が一目で分るようになっていた。電車内の感じは日本と変わらず、スピードは早く、走行音はうるさくなかった。最前部の運転席には皆、恰幅の良い中年女性が2人乗務していた。その代わり、最後部の乗務員室には車掌が乗務していなかった。
モスクワの地下鉄は、本当に素晴らしく想像以上であった。私は言いたい、『モスクワの地下鉄を乗らずして、地下鉄を語る事なかれ』と。
モスクワの地下鉄(Metroメトロ)は、全線均一の5コペイカ(20円)でした。利用者(社会主義国だから「乗客」とは言わない~私の私見))は改札を入る時に5コペイカの硬貨を投入口に入れるだけで入場が出来た。入れないでそのまま改札口を通ろうとすると、鉄の棒が横から出て来て、改札通路を遮断する仕組みになっていた。大きな駅の何通路もある改札口でも改札係員は一人で、ただ利用者が通過するその状況を見ているだけでよかった。改札の合理化はモスクワが最初であろう。叉、全線均一であるからこそ出来るこのシステムに、私は率直に感銘した。*日本の大きい駅・ターミナル駅では鋏(改鋏=かいきょう)を持った何十人もの改札係員や集札係員が配置されている。
改札を入ってホームへ行くのに地下深く(100メートルから200メートル位)エスカレーターで降りて行った。こんなに深くホームがあるは戦争の時、市民を守るシェルターの役目をしているとか。ホームは大理石で出来ていて、約50メートル間隔で大きな大理石の彫刻像があった。又、ホーム照明は天井から豪華なシャンデリアが幾つも下っていた。それはまさしく宮殿の中に居る感じであった。ホームに塵一つ、吸殻一つ落ちてないのには、本当に感心した。私は滞在中、5・6回ほど利用したが、何処の駅でも綺麗であった。駅の綺麗さとゴーリキ通りにあるレストランのトイレの汚さは反比例していたが、同じ国営なのに如何してなのであろうか、私は不思議でならなかった。
又、何処の駅でも案内用電光表示路線図があり、目的地のボタンを押せば利用路線と乗換駅が一目で分るようになっていた。電車内の感じは日本と変わらず、スピードは早く、走行音はうるさくなかった。最前部の運転席には皆、恰幅の良い中年女性が2人乗務していた。その代わり、最後部の乗務員室には車掌が乗務していなかった。
モスクワの地下鉄は、本当に素晴らしく想像以上であった。私は言いたい、『モスクワの地下鉄を乗らずして、地下鉄を語る事なかれ』と。
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