ナナタニッキ

ナナタニのニッキだからナナタニッキです。

英国王のスピーチ

2012年04月04日 | ミル ←(・ω・。) ジーッ
原題は The King's Speech

アカデミー賞の作品賞を受賞した作品です

あらすじ

幼いころから、ずっと吃音(きつおん)に悩んできたジョージ6世(コリン・ファース)。
そのため内気な性格だったが、厳格な英国王ジョージ5世(マイケル・ガンボン)はそんな息子を許さず、さまざまな式典でスピーチを命じる。
ジョージの妻エリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)は、スピーチ矯正の専門家ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)のもとへ夫を連れていく。


この話は実話で、今のエリザベス女王のお父さんの話なんだって☆
小さい頃のエリザベス女王も登場します



イギリスの王室って天皇家みたいにずっと同じ家系じゃないんでね。はじめて知りました
グレートブリテン及び・・・ って国だから、戦争があったりすると王族が変わったのかなぁ。

私が子供の頃は『どもる』って言ってたけど、今は吃音って言うのですね。
知らなかったー。
『どもる』っていつから差別用語になったのでしょうね
気を付けなくちゃ


作品は・・・

いい話だったし、主人公だけじゃなくて、みんなを応援したくなっちゃう映画だったけど、淡々としすぎていてあんまり盛り上がらなかったです。
私には上品すぎました

でも、ライオネルとジョージ6世の関係は面白くてほのぼのしました
ライオネルは国王の息子でも遠慮しないで、初対面なのに家族しか呼ばない「バーティー」って愛称で呼んでジョージ6世を怒らせちゃうとこもよかったです。
最終的には彼らは生涯と友であったっていう終わり方もよかったです。

ライオネルの治療方法も面白くてよかったです。
歌にして話をするのが、好きでした

あと。ライオネルがジョージに謝りに行くところ
結局、会ってくれなくて帰るのだけどその背中が切なすぎました。
後ろから抱きしめたくなっちゃいました。



いまいち・・・ って言いながら

最後のスピーチのところは、王様!がんばれ!がんばれ!って応援していたし
スピーチが終わったあとは、一緒に拍手したくなりました。

いろいろと学ぶことがあった映画だったので、観てよかったです