《 人遁・命宮印 》
金印玉章=子平と奇門遁甲の理論により、
丁奇と壬儀の図形を上・下または右・左に配置し、
中宮の画数を癸儀数とし、
丁奇が休門の方位に来るように文字を密集させたものを、
人遁印と言います。
さらに、命宮の位に、左右対称の図形があれば、
人遁・命宮印となります。
人類には、左右対称のものを見ると「顔」として
イメージするという特性があり、
図形としての印面にも「顔」を感じるものです。
人相では、顔面に「七政星学=星平会海」の「十二宮」を配して、その人間の意思決定や他人に与える影響を推理します。
例えば、鼻は金庫、口は食禄と称して、いずれも金銭運を表す部位であり、鼻と口を併せて「財帛宮」とされます。
また、顔面の中央にある印堂(眉間)を「命宮」と言い、印相でも中央を「命宮」とします。
人相で「命宮」の良い人は、頭が良く、対人関係に恵まれ、社会で大いに発展できるようになります。さらに人遁は求智の印であり、一を聞いて十を知る、智恵に恵まれ、名声を得られます。
つまり、印面を見たら、
印堂の良い顔面(=社会運の良い人)、
智恵のある人(良いアイデアや対人関係に恵まれる)
として認識させることができます。
もともと印鑑は、契約書、申込書、見積書、請求書、領収書、など、対人関係の絡む書類に多く使用されるものですから、社会運は印相の効果が出やすいものです。つまりなんらかの書類に押すことによって、その目的(対人関係の円満・社会から受け容れられる)が達成されるようになります。
また、人遁は求智の印であり、
蔵書印に使うと、読書の効率が良くなる、
作品に押すと、評価が高くなります。
このような、印相に十二宮を配するのが、
星平会海(子平+七政星学)の印相です。
明澄派の印相は、金印玉章訣と星平会海に拠り、奇門遁甲・子平・七政星学の要素を結集、結実させた印相であり、
中でも、この「人遁・命宮印」は「聞一知十」という象意があり、知識や知恵に恵まれ、素晴らしいアイデアや、良い対人関係により、社会で活躍でき名声を得られます。
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日 本 員 林 学 会
代表 掛川掌瑛(東海金)