なんきんちの記録

なんきんちの日記

ぽこハウス

2009-10-07 00:24:31 | Weblog
行ってきました。
ケアホームとして使っている
おうちの見学でした。


まずは事務所のある初めのころ
使っていたお家に訪問しました。
郡上市市役所のすぐそばでした。




長屋です。
ほんとに普通の家です。
家に上がって説明を聞きました。

和田教頭先生、お疲れ様です。
いつもありがとうございます。


ケアホームに移動です。
1分も歩いていないと思います。
職員駐車場と書いてある敷地内に
それはありました。
新築ですね。きれいです。



表札?でいいのかな?



中に入ります。



きれいです。
段があります。
ここでくつを脱ぐということを
伝えるために段が採用されたそうです。
納得。

家の中はバリアフリーです。




入るとリビングです。
共有スペースです。





キッチン。
お世話人の担当の人が
作るそうです。



テレビ新しい。
お部屋はきれいさっぱり何もないです。
ソファがあるくらい。



ここは吹き抜けです。



わかりやすいボードです。
掲示物がやさしいです。



一階には掲示板の向こうに1室。
あとたたみの部屋が1室です。
ここのテレビは取り合いにならないよう
使われているとか。
この部屋は具合が悪い人用だそうです。



一階には洗面所があります。
大所帯ですから
トイレは二つ。



洗濯機も二つ。



洗面台も二つ。




お風呂は広くてきれい。
お湯はエコキュートです!




さてさて階段を上って
二階へ行きましょう。

階段下のスペースは
物置なんですが
すごく広い!




階段も広い。
これが階段下のスペースが
広く取れる理由か。




上りきると
下はこんな感じでした。




階段は上りやすかったです。



この階には自室5室と洗濯干し場、
トイレがありました。

落ち着いた雰囲気のお部屋です。





全部の部屋にクローゼットがついてました。

お部屋の電気はどの部屋も
押しやすいボタンが
採用されていました。






北側のお部屋から川の流れる音が。
裏は川でした。



今日は天気が悪く
中に洗濯が干してあり
扇風機が回ってました。




廊下も広いです。




ここで私と同じように携帯片手に
写真取ってる人が私に
「写真撮ってもうまく伝わらないよね。
 やっぱり実際来てみないと」
と言ってらっしゃいました。

そのとおりですよね。
わかります。


川が気になったので
外に出てみました。
お庭はきれいにお花が
植えてありました。



少し行くと川がありました。
上流なので川の石が大きいこと。



水がきれい。
こんな風にコイが飼われてます。
誰が飼っているのでしょうか?




再び戻ります。

外観をもう一度。









やっぱりすばらしい。
うちの人が
「エアコンが7個もあるよ」
室外機、数えたのね。


暖房もエアコンだったら
危なくないし
この家はオール電化。
IHクッキングヒーターです。




この家は市からの補助金500万円と
保護者が300万円ずつ出し合って
立てたそうです。

助成金を使ったりして
家財をそろえたそうです。

システムキッチンのうち
金銭的にクッキングヒーターだけを切り
助成金にしてもらったそうです。


冷蔵庫の中は100円均一で売っているような
プラスチックの容器に名前をいれて
個人のものを区別してありました。

個人情報なので写真を撮りませんでした。


この家は
自宅以外の場所で
親以外の人と宿泊することが
目的です。

すごく環境がよくて
保護者のみなさんの
思いが強く感じられました。

市長に、市役所に
何度も出向いて
ご苦労されたようです。
私にはできません。


NPO法人を設立して
なにもない中からここまで
やってこられた保護者のみなさまは
すばらしいです。
偉大です。

世話人さんの協力もあって
快適に過ごされているようですね。
保護者の皆様の勝利って感じですね。



この分野としては
まだまだ始まったばかり
なんでしょうか?

しょうたろうが大きくなるまでに
どうなっているのでしょうか?

政治に大きな転換があり
今までどおりにいかなくなった今、
障がい者の運命は
どう変わっていくのでしょうか?


このような見学会を催した
手をつなぐ育成会の意図が
よくわかりません・・・。

保護者がグループホームを
作るよう、促しているのか?

それともこういうグループホームを
立ち上げていきましょう
ってことなのか?

どうなんだろ?

うちにはそんな力ないよ。



果たしてこれから
彼らにとって住みよい時代が
やってくるのでしょうか?

現状ではやはり
まだまだ人任せなど
難しいので
私が一生面倒見るつもりで
がんばらなくては
いけないですね。




「ぼくは死にましぇ~ん」
ですね。
がんばります。