昨日、千葉の夏の高校野球の地区予選が始まった。
開会式で175校の入場行進を見て、その足で天台へ移動、
船橋高校対拓大紅稜高校の一回戦を応援した。
船高が初回、バントを絡めて鮮やかに先制をして7回表まで、再三のピンチを
好守で切り抜けたが、7回と最終回に1点づつ計2点を取られ、サヨナラ負け。
内外野の守備の技術では、拓大がどう見ても上だったが、気迫とひたむきさでは、
船高の選手たちのきびきびとした頑張りがとても印象的で、
素晴しい好ゲームだった。
私立強豪対公立進学校の試合では、ともすると一方的で大味な試合になりがち。
しかし船高のようにシニアでの硬式野球経験者も少ない中で、3年間、真剣に
野球に取り組み、強豪高にも気後れすることなく、ぶつかっていく野球部もある。
この試合は、お互いに一球への集中力を研ぎ澄ました試合で、まさに高校野球の
醍醐味を堪能できた試合だった。
多くの小中学生にも見てもらいたい試合だった。
応援席では父兄やOBたちも多勢集い、拓大の大応援団にも決して引けをとらない。
皆でひとつになったさわやかな応援風景もよかった。
長男もスタンドで昔の野球部仲間と再会を楽しんでいた。
最後まで好投した大塚投手は、本格派として大成を予感させる。
今後の活躍にも期待したい
又、開会式では多くのチームメイト(コーチ対教え子でなくこっちの方がピッタリ来る)
たちが颯爽と行進をする姿を見て、よくここまで頑張ったなあと、感極まった。
一方で、競争の厳しい強豪高に行った子達は何人かが、背番号をもらえてない。
それが皆、小学校当時は、他の高校で行進している仲間以上に
力のあった選手たちであっただけにホントに残念。もちろん、彼らは
名簿にも載ってない。
最後までがんばってきたという意味では、レギュラー以上の賞賛がされていい。
高校野球連盟もせめてユニフォームを着て、入場行進をさせてあげるくらいの
配慮も検討されてはどうだろうか。
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