少年野球とともに 

ここには少年野球の監督時代のあれこれを備忘として
書いていたけど、
今後は中国と日本語教育が中心になる見込み。

6月23日 練習試合 ○vs薬円台リトルスターズ 14-6 

2007-06-23 19:50:58 | 練習試合結果
6月23日 練習試合 ○ vs薬円台リトルスターズ 14-6 
時間:10:30~12:15
場所:八千代市民球場
出場:松崎、松戸、糸井、堀口、森(翔)、菊地、佐藤、安部、成田、
    熊谷、森(大)、佐藤(周)
記録:松戸(母)、成田(母)
審判:堀口、森

<LJ>バッテリー(投球数):堀口3回(45)、安部3回(42)糸井1回(20)
                 =松崎 
被安打 7(堀口4、安部1、糸井2)
与四死球 6(堀口2、安部2、糸井2)                        
安打11  3塁打(松崎)、2塁打2(松戸、熊谷)、    
       単打8(松崎2、松戸、堀口、糸井、菊地、佐藤正、熊谷)    
四球7

<コメント>
八千代市民球場が幸運にも終日予約できて、昨年夏対戦いただいた船橋の
強豪チームの薬円台リトルスターと対戦をお願いすることができた。
結果は久々の快勝。投手はまだ不安定ながらも四球を5個に押さえ(これは最近ではなかなかできなかった)、守っては松崎が復調し、捕手で二個の盗塁を刺した。
もともと、投手力と守りでリズムを作りながら、足でかき回すのが身上のチームなので、バッテリーでなんとかリズムを作れたのが勝因。
相手チームは午後から公式戦を控えており、ムリな選手起用ができなかったという事情もあったようですが、わがリトルは久々に元気に声を出しながらの野球ができた。
最近の試合では、昨年夏以降に参加したメンバーが、ヒットもきちんと打てるようになり、彼らのレベルが上がってきたのも頼もしい。
一方でサインミスや単純な走塁ミスもまだまだ多く、課題も少なくない。

午後からは、球場を独り占めにして、主にゴロをとるすばやいフットワークの練習に時間を割いた。何人かは明らかにステップのスピード感を増し、ここは継続して練習をしたいと思う。
関団連の夏の大会は来週からトーナメント開始です。なんとかこの上向いた調子をあげていきたいと思います。 また、今回、指導者が練習試合ができるぎりぎりの人数でお母さんマネジャーのお二人にスコアをわいわい言いながらつけてもらった。
大変でしたよね。ありがとうございました。今後も期待してます。よろしくお願いします。

父兄の方の冷たいものの差し入れもありがとうございました。
子供も大人も大喜びでした。

6月17日 練習試合 ●●vsキングファイターズ 

2007-06-17 22:04:28 | 練習試合結果

6月17日練習試合 ●vsキングファイターズ 連敗
場所:萱田G
出場:松崎、安部、糸井、堀口、、菊地、松戸、森(翔)、成田、
    佐藤(正)、佐藤(周)、森(大)
記録:堀口
審判:松崎、松戸、糸井、佐藤

1回戦
<LJ>
バッテリー(投球数):堀口5回(105)、糸井1回(39)=松崎 
被安打  11(堀口9、糸井2)
与四死球 9(堀口7、糸井2)                         安打7  二安打5 :3塁打(安部)、2塁打(堀口)、単打3(糸井、菊池、森(翔))    
四球7

2回戦
<LJ>
バッテリー(投球数):安部1回(41)、糸井4回(58)=松戸 
被安打  11(安部4、糸井7)
与四死球 6(安部2、糸井4)                        
安打5  単打5(熊谷2、松崎、森翔、安部)    
四球6

 <コメント>
今日はコメントしたくない。
プロ野球とかでも敗戦の監督が「ノーコメント」といって消える気持ちがよくわかる・・・。
強いチームのHP、ブログや父兄観戦記はちまたに氾濫してますが、負けて負けて
どうしようもなくみじめ・・・といった記事は圧倒的に少ない・・その弱小チームの
気持ちがしみじみわかります。
・・でもここは気力を振り絞って書きます。
この1月半、5名の主力選手を上級生に
帯同させ、6年生をサポートして県大会ベスト8をともに戦う機会に恵まれ
彼らがレベルアップしてチームを勢いつけて、1Bはよみがえる・・はずでした。
それが、何度も話したのですが、誰一人としてチームを引っ張っていけない。
少なくとも声すらでない。動きもまったく悪い。
投手も四球続出、で守りのリズムを壊す。
1回戦は20点近くとられました。2回戦は10点取られ6点返すのがやっと。
これは野球のスコアです。3年生でなく、5年生です。
5人の県大会出場の証の腕のアンブレム(マクドナルド、スポ少)を
翌週からは、つけることを許しません。
彼らは自分たちの力で県大会を勝ち取ったわけでありません。
たまたま、6年生の汗と涙にまみれた練習で勝ち取った栄冠に、
ぶら下がっていただけです。それにきづかず、何を勘違いしていたのか。
いまのままでは来年の県大会どころか、
地区大会でひとつ勝つのも難しいかもしれない。

決して勝つために野球をやってるわけじゃないです。
でも野球を通じてみなが勝つ目標にむかって、精一杯努力して
そして全員で勝つ喜びを味わい、がんばってきてよかった・・と感動する。
これがなければ・・・

全員でやり直せるか・・・これが今の1Bのテーマです。
選手にがんばる意思がないならば、
県大会日報杯に出る資格を与えるつもりはありません。

みんな、どうする???
監督は当然、もちろん、指導者全員、真剣に建て直しを考える必要があります!

それに引き換え、長男の高校は抜群です。
全員でボールにむかっていく気力にあふれてます。
今朝もフナヒガに8回裏に得点し、2-1で逆転勝ちです。
僕らは拓大、銚子商を破って千葉のベスト4は確実。
あとは運しだいで、甲子園を狙えると信じてます。
あのひたむきさを何とか伝えられないもの・・か!!



 


 



 

 

 

 

 


野球特待生問題に対して

2007-06-02 23:17:18 | ひとりごと

最近の特待生問題について

いろいろと世間をにぎわしていますが、皆さんはどう考えますか?

特待生制度を濫用している高校が悪い、高野連がおかしい、甲子園に絡んだ野球関係者が問題、金銭の授受がいけない、一芸を評価して何が悪い・・・。
どれも間違いでないかもしれませんが、私は「親の子育ての姿勢」が
問題の根源のような気がします。

勉強と野球とどちらが大切か? 学生ですから、
ここは論を待たないと思います。
しっかり勉強していろいろな知識やものの見方、考え方を学び、視野を広げて友達と集団生活の中で切磋琢磨する。
これが学校というものでしょう。
もちろん、部活は学校生活の重要な部分を占めますが、
第一優先にはなり得ないはずです。

といいつつも、わが家庭を振り返ると、長男次男は県立私立の違いこそ
あれ、高校の野球部に入ったのか、野球部の付属高校に入ったのか
わからないくらい、時間的にも精神的にも野球部の比重が大きく、
厳しいながらもそれを楽しんでます。
そこで、強い絆に結ばれた仲間たちと
目標に向かってひたむきに努力する姿は感動的ですらあります。

一方で、野球を優先するがために、野球で進学ができるのでということで、勉強をおろそかにすることを簡単に許していいものでしょうか。
特に小学校、中学校の子供たちが、勉強より野球優先でいいと
安易に思うようなら、それは親が、周りの大人たちがそう考えているからに他ならないのでは?
こどもたちは、目先の、楽しい安易で楽な道を選んでしまいがちです。
野球を一生懸命にやって、究極、プロ野球選手という道はあります。
しかしプロ野球選手になれるのは、たとえばドラフトにかかるのは
ご承知のとおり、日本全国で毎年
100人にも満たない数です。
この狭き門をデータを引っ張り出すと、昨年の東大入学者は
3,100名、
国内で最も難しいといわれる司法試験の合格者は
1500名・・
それと比べてもいかにプロ野球選手がハードルが高いかがわかります。
甲子園出場レベルまでにおとすと約
1,200名。
それでも東大の3倍の難しさ。高校球児は全国
62,000名もいます。
千葉には
180高校あり、野球部7200名中の25名、高校球児の300人に一人しか甲子園に出れないことになってます。

少し、視点を変えて、野球を通じての職業ということになると
幅はぐっと広がります。
教師、スポーツ記者、トレーナー、理学療法士、スポアナ、通訳・・
しかし、いずれも中途半端でない学力を求められます。
親が早くから子供の将来の選択肢、可能性を限定しないためにも、
学校でしっかり勉強させておいたほうがいいというものでしょう。
将来の職業選択のためだけでなく、人生を豊かに生きるためにも
学校で身につけることのできる基礎教養は必要です。

野球というスポーツは奥が深く、親も子も一緒になって、
時には何もかも捨てて夢中にさせる魅力にあふれてます。
こんなに危険で魔力を持ったものはなかなか他ではありません。
また、家族で一丸となれる楽しみはそれに浸ったものでないと、
わかりません。

しかし、野球中毒にかかっている大人たち(私も十分資格あり!)が、
子供のあふれる可能性や未知の才能を限定してしまわないように。
いつも心しておかなければ・・・。
子供の将来の方向付けは親も決して責任が小さくないですよね。
といいつつ、我が家の3人の子供たちの毎週末の練習試合の内容、結果に
一喜一憂、夕食の話題はほとんど野球ばかり、
これも楽しくてたまらない日常です。

さきの週末は試験休み中で、急に猛勉を開始した兄弟二人に
親としてエールをおくってました。
試験のためだけでなくい、ずっと勉強し続けることをあきらめずに、
がんばってしっかりやってほしい!   

     ・・親バカな結びとなりましたが・・・。

いかがですか?皆さんはどう考えますか?