先日、おかしなうわさを聞きました。
自分が入りたいチームに入れない。
その理由は、住んでる住所(市)がちがうので、行きたいクラブに入れないという。
例えば、小学校ならこんな不都合なことがあります。
家の真向かいに道路を隔てて小学校があるのに、
そこには、入学できず、
歩いて20分の自分の住所の市の小学校に
いかなきゃならない。
これは、ルールであり、残念ながら事実です。
(何々法かに基づいているはずです)
少年野球の場合、
歩いていける場所に、野球チームがあるけど、
市の境界線をまたぐので、入会できず、
自転車で、車の通りの激しい国道を通って、時間もかけて、
自分の市にあるチームを選ばなければならない・・・???
これはないですね。おかしいです。
こんなことはあってはならないことだと考えます。
我々のクラブが所属するのは八千代少年連盟ですが、
クラブの代表は佐倉市在住。事務局の私も同様です。チーム監督も2人は千葉市在住です。
クラブの子供たちの所属は6割が八千代周辺の佐倉市や千葉市の小学校です。
9つの小学校から、仲間が集います。
クラブに入ってくれた親の理由の一番目は
「近い、交通の便がいい」です。
実は、八千代少年野球連盟では、他地域所属の考え方を巡って、
昨年12回もの真剣な話し合いをして、自分たちの連盟の規約を改正し、
行政区分に関係なく、子供たちを正式に迎え入れることを明記し、決定しました。
([他地域]はイヤなことばで、行政地域が違うだけで、便宜上使用しているだけで、
我らは同じ勝田台生活圏であり、同地域なのです)
なぜなら、親が入れたいチームに子供を入れる自由をまず保障すること。
やらせたいのに、やりたい野球をあきらめるようなことが
あってはならないから。これが第一の理由です。
無敵の強豪チームが現れたとします。自然に強くはなりません。
当然、チームの仲間、指導者、父母ともに、全員で一生懸命努力した結果、
県大会の常連、強豪と呼ばれるチームになるわけです。
心無い大人たちは「他地域から強引に人集めをした結果、強くなっただけ」などと
負けた言い訳も含めて、陰口をたたかれることも度々あるように聞いてます。
勝ち負けにこだわりが強すぎると、不公平がないようにとか、
行政区分できちんと・・とかなんとなく、
フェアで正当性がありそうな論法が出てきます。
八千代連盟が改正した「規約前文」では、
「野球を通じて、少年野球にフェアプレーの精神を学ばせ、健全な育成・・・(中略)
相互の親睦をはかり、地域社会との共生、発展に寄与することを目的とする。」
と規約の前文に明確に「目的」を明記しました。
地域社会との共生を図るとは、行政区分の概念とは関係なく、
もっと広く大きな、守るべき大切な理念でもあります。
我々のクラブでは一歩進めて、近隣のチームとも、
仲良く関係を保つために、強引な勧誘や引き抜きは一切しないし、
入部照会にあたり、他のチームも見てもらった上で、納得の上、
選択してもらうことを徹底することを、クラブ内で申し合わせてます
僕らは 少子化の中で、野球人口も減っていく現実を直視して、
指導者として、野球の素晴しさ、奥行きの深さを広める役目ももってます。
皆で野球をエンジョイしながら、仲間の環を広げ、人生を豊かに生きていく。
この考え方が理解できるなら、行政区分とかで、わーわーいうのが、
いかにみみっちいか、ということに、大人たちが気づかねばなりません。
この件に関しては、いろいろな考え方もあるでしょうから、
異なるご意見も歓迎します。どうぞ。
自分が入りたいチームに入れない。
その理由は、住んでる住所(市)がちがうので、行きたいクラブに入れないという。
例えば、小学校ならこんな不都合なことがあります。
家の真向かいに道路を隔てて小学校があるのに、
そこには、入学できず、
歩いて20分の自分の住所の市の小学校に
いかなきゃならない。
これは、ルールであり、残念ながら事実です。
(何々法かに基づいているはずです)
少年野球の場合、
歩いていける場所に、野球チームがあるけど、
市の境界線をまたぐので、入会できず、
自転車で、車の通りの激しい国道を通って、時間もかけて、
自分の市にあるチームを選ばなければならない・・・???
これはないですね。おかしいです。
こんなことはあってはならないことだと考えます。
我々のクラブが所属するのは八千代少年連盟ですが、
クラブの代表は佐倉市在住。事務局の私も同様です。チーム監督も2人は千葉市在住です。
クラブの子供たちの所属は6割が八千代周辺の佐倉市や千葉市の小学校です。
9つの小学校から、仲間が集います。
クラブに入ってくれた親の理由の一番目は
「近い、交通の便がいい」です。
実は、八千代少年野球連盟では、他地域所属の考え方を巡って、
昨年12回もの真剣な話し合いをして、自分たちの連盟の規約を改正し、
行政区分に関係なく、子供たちを正式に迎え入れることを明記し、決定しました。
([他地域]はイヤなことばで、行政地域が違うだけで、便宜上使用しているだけで、
我らは同じ勝田台生活圏であり、同地域なのです)
なぜなら、親が入れたいチームに子供を入れる自由をまず保障すること。
やらせたいのに、やりたい野球をあきらめるようなことが
あってはならないから。これが第一の理由です。
無敵の強豪チームが現れたとします。自然に強くはなりません。
当然、チームの仲間、指導者、父母ともに、全員で一生懸命努力した結果、
県大会の常連、強豪と呼ばれるチームになるわけです。
心無い大人たちは「他地域から強引に人集めをした結果、強くなっただけ」などと
負けた言い訳も含めて、陰口をたたかれることも度々あるように聞いてます。
勝ち負けにこだわりが強すぎると、不公平がないようにとか、
行政区分できちんと・・とかなんとなく、
フェアで正当性がありそうな論法が出てきます。
八千代連盟が改正した「規約前文」では、
「野球を通じて、少年野球にフェアプレーの精神を学ばせ、健全な育成・・・(中略)
相互の親睦をはかり、地域社会との共生、発展に寄与することを目的とする。」
と規約の前文に明確に「目的」を明記しました。
地域社会との共生を図るとは、行政区分の概念とは関係なく、
もっと広く大きな、守るべき大切な理念でもあります。
我々のクラブでは一歩進めて、近隣のチームとも、
仲良く関係を保つために、強引な勧誘や引き抜きは一切しないし、
入部照会にあたり、他のチームも見てもらった上で、納得の上、
選択してもらうことを徹底することを、クラブ内で申し合わせてます
僕らは 少子化の中で、野球人口も減っていく現実を直視して、
指導者として、野球の素晴しさ、奥行きの深さを広める役目ももってます。
皆で野球をエンジョイしながら、仲間の環を広げ、人生を豊かに生きていく。
この考え方が理解できるなら、行政区分とかで、わーわーいうのが、
いかにみみっちいか、ということに、大人たちが気づかねばなりません。
この件に関しては、いろいろな考え方もあるでしょうから、
異なるご意見も歓迎します。どうぞ。
これからも「学区」や「前例」などに捉われることなく、多地域から野球をやりたい子が自然と集まってくる、そんなクラブであって欲しいと思います。
それは絶対に崩してはならない大事なものですよね。地域とか、学校とか、国境とか・・・クラブも関係ないもんね。
僕らは「場」を提供してあげることが、最低限の大人の義務だと思います。野球を楽しめる場を提供するのに、理由は要らない、です。