3月16日準決勝 vs八千代スターズ ○4-2
決勝 vsキングファイターズ○2-2(サドンデス5-4)
時間:準決勝 9:30~11:00
決勝 14:00~16:30
場所:かやた近隣G
出場:松崎、菊地、糸井、松戸、堀口、安部、森(翔)、成田、佐藤(正)、
<LJ>
準決勝○vs八千代スターズ
バッテリー 松崎5回(66)、糸井2回(32)ー松戸
被安打4(松崎2、糸井2)
与四死球3(堀口2、糸井1)
失策1
安打4:単打(菊地、松戸、森翔)
四死球6
決勝○vsキングファイターズ
バッテリー 堀口5回(59)、糸井5回(53)ー松戸
被安打6(松崎3、糸井3)
与四死球3(堀口2、糸井1)
失策1
安打5:単打(森翔3、松戸、佐藤正)
四死球11
<コメント>
決勝は延長2回、サドンデス、逆転サヨナラという最高のシナリオで勝てた!
そして憧れの県大会への切符を念願かなって、やっと手にすることができた。
八千代市のナンバー1になり、千葉県のベスト16(600チーム中)。
クラブとしては2年連続の出場の快挙。
まず、準決勝は八千代スターズ。今年になって二度練習試合をやって、
1勝1敗の成績。1昨年は県大会で準優勝の実績を持つチーム。
まずはこの1試合目に全力でぶつかる気合で、臨んだ
結果は4-2で勝てたが、相手の二番手投手がよく、
ここから点を取れなかった。
しかし相手以上にLJの先発松崎がよく投げ、リリーフ糸井も文句なし。
この試合にエースを投入せずにすみ、作戦通りの先勝ができた。
決勝は初回2点を先行されたが、4回に追いつき、7回終了まで2-2の同点。
その後2回の延長イニングは均衡を破れず、サドンデスとなる。
ここでヒットも絡めて2点をとられたが、その裏3点を取って、
逆転サヨナラ勝ちという劇的な結果となった。
・印象に残るプレー
<松崎>
四球出塁で、難なく盗塁、一瞬の隙をついて、3盗も決めた。
サードでの動きよくノーエラー。
プレッシャー重圧のかかる1試合目の先発を期待以上の好投で
ゲームの勝ちの流れを作った。これで計算どおり、決勝に進めた。
このピッチングの貢献はとても大きい。
<菊地>
左右のセカンドゴロを全て無難にさばく。
速球にも、思い切りのよいバッティングでヒットを打つ。
<糸井>
投げては6、7回と延長2回も無失点に抑える。
守っては三遊間のヒット性の深い当たりも何度も好捕し、
全て完璧な送球でアウト。
サドンデスでは、計算づくでスクイズをやらせて、
すばやいホーム送球で一点もやらなかった。
<堀口>
決勝5回までを2点に押さえる。
1回の投球のリズムの悪さを自分できちんと修正し、
その後、キングの強力打線を完璧に押さえこんだ。
2-0の劣勢を跳ね返したホームベースへの執念のヘッドスライディング。
1、3塁で松戸盗塁時の捕手送球間に一瞬の隙をつき、
気合の入った見事な走塁。
昨年の久保田の魂の本塁突入がここに再現された。
リトルの気合、伝統をきちんと引き継いでいることを証明した。
<松戸>
ノーサインで1、3塁でセカンドに躊躇なく走り、それが堀口の
本塁突入の好走塁とつながった。
捕手としてセカンド走塁をことごとく刺し、相手の攻撃を断ち切った。
延長でも1.3塁のピンチで、2盗阻止した
キャッチャーとしてグランド中に響く大きな声で皆をいつも奮い立たせた。
<安部>
最終回、4球で出塁、二死ノーサインで2盗、森のライト前ヒットで
大きなリードから全力で迷わず三塁を駆け抜け、
ホームへスライディング、セーフ。
逆転サヨナラを決めた見事な走塁だった。
打席では一打逆転の好期に三振、凡退をするも、守備では
セカンド、ライト間に落ちるヒット性のあたりを好捕もした。
<森>
最終打者。ヒーローの7番打者。
今回、上位打線よりもはるかにバットがよく振れており、好打連発。
サドンデス絶体絶命のピンチ。2死2、3塁で、1点差を逆転するライトへの
逆転サヨナラのタイムリーヒット。
守備ではセンターへの大飛球を何度も好捕した。
<成田>
初回にレフと飛球を目測誤り二塁打にするも、その後、見事に立ち直り、
レフトフライを好捕した。
<佐藤>
ファールフライの好捕、ナイスヒット。
サインミス(スクイズサインかんちがい)で3本塁間に挟まれるが、
捕手のタッチをどういう技を駆使したのか、タッチをすり抜けホームイン。
意外性はいつものことだが、とても貴重な一点もぎとる。
<全員>
延長からは毎回円陣で肩を組んで「楽しもうぜ」「いくぞスタミナ太郎」の声だしで
ベンチよりもむしろ彼らが、緊張感を楽しく持続できた。
この日は計17イニングもやった。これはスゴイ初体験。
<ベンチ>
1.投手起用があたり、起用選手が見事にこたえた。
1試合目:松崎5回:糸井2回で予定通り
2試合目:温存したエース堀口を5回、調子のいい糸井を2回。
糸井は予定外の延長、サドンデスを粘りの投球でがんばった。
メドのついた安部の起用タイミングを考えていたが、
糸井が気持ちのこもった投球でキングをねじ伏せた。
2.3月16日のこの決戦に向けての準備がしっかりできたのも大きい。
・予選の寒さと強風対策
・攻守のフォーメーションプレーは練習でやったことがそのままできた。
・サドンデス対策を直前の練習試合2試合で実施し、違和感なくやれた。
・本番の球場を前日予約して練習試合実施で、投手のマウンド感覚は完璧。
3、サインミスは多少あったが、珍しく(?)その場に応じた、特に守りでの
フォーメーションが次々に的中した。自画自賛!
最後まで攻守で攻め続けていた気持ちが結果を出した。
<応援>
昨年同様、カヤタの球場はリトルの100人規模の大応援団で埋め尽くされた。
相手の数倍はあったに違いない。興奮した低学年の子が金網によじ登り、
中断する騒ぎもあったが、これもご愛嬌。
チームだけでなく、クラブ全員で勝ちたい気持ちが、
相手を上回っていたのは事実。感謝、感謝です。ありがとうございました。