SSI対策の抗菌薬投与時間

11月からSSI対策でオペ中の消毒薬をポピドンヨードからクロルヘキシジンアルコールに変更。

オペ中の抗菌薬追加投与時間を4時間から3時間に変更しました。

抗菌薬のターゲットはグラム陽性球菌のブドウ球菌。
基本的にはβーラクタム系の第一セフェムを使用しています。

その抗菌薬を投与にかける時間を整形外科の医師に聞かれました。

軟部組織に移行する時間と骨組織に移行する時間はちがうのでは…？

整形外科領域ではワンショットで短時間で行く方が良いと言われて昔はワンショットで施行されていたらしいです。

骨の移行時間ね～(￣ー￣)
結局エビデンスがある文献はみつからなかったけど、抗菌薬の考え方でPK/PDで考えるとβ-ラクタム系は時間依存型なので1～2時間かけていったほうがよいみたいです。

今度はオペ中の追加投与の実施する時間を決めようとまと思いま～す