呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

天下錦 純米吟醸 生原酒

2021-05-04 | お酒
ゴールデンウィークですが遠出も出来ませんので連日
日本酒を飲みますよ。
酒屋さんも出荷制限されてお困りでしょうから少しでも
助けになればと。

そんな訳で今回の一本は天下錦 純米吟醸 生原酒




約半年ぶりの天下錦です。
前回の特別純米が美味しかったのでランクを上げて
純米吟醸酒を飲んでみます。

天下錦は三重県の株式会社 福持酒造場さんのお酒です。

開封
プシュっという音がしましたので僅かに炭酸が
残っているようです。
注いだ器の中にも小さな気泡が見受けられます。
とても芳しい吟醸香がありますね。
色は透明な酒器に注いでもわからない位透明です。

では頂きます。
酸っぱさ、甘さそして苦みが並走します。
4:3:3くらいの割合でしょうか。
結構苦みがしっかりと存在しますがグレープフルーツ
程度の強さなので嫌味は無いです。
この苦さは炭酸っぽさもありますが舌に刺激は
ありません。
鼻から抜ける香りはなんとも表現が難しいですが
とても心地よいです。

初日のおつまみは味カレー。スナック菓子です。
臭みの強い食品も覆い隠すカレーの風味ですが
今回のお酒と合わせると僅かなスパイス感だけを
残して甘味が前面に出ます。
然程味の濃くない菓子とはいえカレー風味が押し
負けるとは思いませんでした。


さて二日目。
直前にブラックコーヒーを飲んでいたからでしょうか
初日よりも甘さが目立つ感じがします。
比率は4:3:3のままですが酸味と甘みが逆転した
ようです。

二日目のおつまみは以前にも登場したイカの耳。
うーん。
カレーで勝てない物にイカが勝てる訳が無し。
甘さは引き立ちますがイカの気配が消えます。
甘めのお酒なので単体で飲むのが良さそうです。


今回も美味しい一本でした。
吟醸酒なので違いが出るかと思いましたが明らかな
味の差はありませんでした。
どちらも洗練されていますね。
大吟醸も同じようなのか気になるところです。
コメント
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