呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

山廃仕込純米生酒 風が吹く

2023-07-09 | お酒
今回の一本はお気に入りの風が吹く
初めての黒ラベルです。
味の傾向は違うんでしょうか?気になります。





風が吹くは福島県の合資会社白井酒造店さんのお酒です。


開封
フルーティーさとはまたちょっと違った
それでいて中々良い香りがします。
山廃ならではといった感じ。
どことなく酸味が強い雰囲気もあります。

色はガラスの酒器に注いでそこそこ分かる
レベルの僅かに赤っぽさのある黄色です。

では頂きます。
おー、味が濃い。
似た傾向のお酒でいうと山廃の片野桜ですね。
ただ片野桜は強めの香りが抜けますが、今回の
風が吹くはそこまでではありません。
味も片野桜に近く旨味が強いです。
甘さと酸味もそこそこあるのですがアミノ酸感も
あるので太く濃い味わいになっています。

また後口に強くはないですが印象を残す苦みが
あります。
お酒自体に僅かに粘度もあり味わいがじわーっと
残ります。

初日のおつまみは連投の○らあげクン。
ソースinのなめらかクリーミーグラタン味。
これ以前もありませんでしたか?復刻版なのかな。
個人的にはタルタルソースの復活を希望です。
今回のお酒と合わせると甘さはあるものの旨味も
強いお酒なのでグラタンの濃い味もしっかり
受け止められます。

単にキレの良い夏酒だと潰されてしまうかも。
そういえば今回のお酒は6月製造なので時期的には
夏酒に入るのでしょうが味わい的には濃いので
夏酒感は薄いです。

二杯目を注ぎにいった時に気付きました。日本酒
度が+4とありました。なるほどちょっと辛口風と
いったところでしょうか。
個人的な味覚では+2~3かなと。そこまで辛くは
感じないお酒です。


さて二日目
やや酸味が強くなった感があり二日目の味であれば
日本酒度+4はなるほど適当といったところです。
強いアミノ酸感は初日と変わりませんね。

二日目のおつまみは連日のからあ○クン。
今回は海鮮バター醤油味。
貝などの旨味が後を引く感じに似た風味はありますが
バターと醤油感は殆どありません。
味は良いですが『海鮮』『バター』『醤油』に期待
しないで食べるのが良いです。
今回のお酒と合わせるとやはり悪く無いです。
ただ初日のグラタン味の方がマッチしてるように思えます。


個人的お気に入りの風が吹くでした。
今までの銘柄通りであれば美味しいのは分かっており
ますし後回しでも良いかなとなるのですが、初めて?
みかけた黒ラベル。これは買わねばなりません。
という事で飲んだ風が吹くでしたが今まで飲んだ銘柄と
違い華やかさよりも旨味重視と傾向が異なりました。
それでもいい感じにまとめ上げてくるあたりは流石と
いった所です。
単体で良し、つまみと合わせても良しなオールラウンダーな
お酒は良いですね。
コメント
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