東京ダービーを勝ったマカニビスティーの配合について、シショーや栗山さんが書いていました
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007106231/
http://www.tescogabby.com/1983diary.htm
http://blog.keibaoh.com/kuriyama/2010/06/post-051a.html
まあゼンノロブロイにオールアメリカンな牝馬をもってきた時点でダートに転ぶ可能性は高いわけですが、ゼンノロブロイでダートのチャンピオンを狙うのならば、ローミンレイチェルの米パワー血脈のなかでも、マイニングの母I Passが持つBusanda≒Better Self2×3、Majestic Princeの母母Your HostessのAlibhai×Mahmoud、そして3代母の父Romanを狙うべきでしょうね~
マカニビスティーの場合は
Busanda≒Better SelfをDeputy MinisterのLa Troienneで継続
母がGraustark=His Majesty3×4なので自身はYour Hostess≒Flower Bowl8×5・6
母がRoman5×6なので自身はRoman6×6・7
となっているわけですね~
母父ブライアンズタイムのFlower BowlとRomanを増幅しているのはエスポワールシチーと同じですな~
札幌に帰ってからは魚介系の店ばかり行ってます(^ ^;)
一昨日行った某大衆居酒屋の「今日のおすすめ」メニューですが、4時間以上居て二人で8000円ちょいやったかな?やっぱ安いよなあ…と
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「マイラーズCはスペシャルウィーク産駒のワンツーだったが、リーチザクラウンとトライアンフマーチには母系にセクレタリアト≒サーゲイロードの3/4きょうだいの血を引くという共通点もある。◎ブエナビスタの祖母の父ロードゲイルもサーゲイロード直仔で、マイルはベストではないが直線が長ければ地力と斬れ味で何とかするだろうと結論」
これはヴィクトリアマイルの予想コメントですが、しかしブエナと比較すると、リーチとトライアンフにはたった一つの、しかし大きな配合的弱点があります
それはブエナの祖母アグサンに入る、Sticky CaseやTudor MinstrelやAditi≒Alchimistといった、スペシャルウィークのスタミナ源であるセントクレスピンと脈絡するようなハイインロー的スタミナが、両者の母系には皆無だということです
「リーチの場合はSeattle Slewの主要血脈を増幅した配合というべきで、だから脚質もタイキブリザードとイメージが重なる。先行抜け出してもHyperion的な粘りを振り絞ることはできないし、かといってディープスカイのようにタメ差しして味があるとも思えないから、能力の高さは誰もが認めながらも、タイキブリザードのようにG1ではなかなかハマらない…という結果がついて回りそうな気もしてきた」(スペシャルウィークと「ナスキロ」)
「トライアンフマーチやブロードストリートはハイインロー的スタミナがしっかり入らないので、前受けで頑張る競馬ができないから、こういう斬れ味で差しているサンデー×Lyphardは“薔薇一族の悲劇”の繰り返しになる」(サンデー×Lyphardにみる“ハイインロー”の偉大さ(6)~バブル脚質に完成中)
スペシャルウィークと「ナスキロ」
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/cfc24683bcb17b657005a0116bdc91f0
サンデー×Lyphardにみる“ハイインロー”の偉大さ(6)~バブル脚質に完成中
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/cb36223c0a0597f41d1bf44a75de1396
「Kingmamboはオールラウンドなぶん配合には正直なので、種牡馬エルコンはわりとSadler's Wells的な要素を、種牡馬キンカメはわりとラストタイクーン的な要素を伝えている」という話は以前にも書きました
これまで日本で活躍したKing's Best産駒は、エイシンフラッシュをはじめ、ネヴァキングダム、ビーオブザバン、コスモメドウなど芝中長距離での活躍が目立ちますが、それもKing's BestがKingmamboというよりは名牝Allegrettaの独血のほうを伝えている、ということかもしれないですね~
フェニックスバード(ストロングガルーダ,ダイワバーバリアンの母)のように代々アメリカンなスピードを入れるとマイラー資質を確実に伝えるし、ファリダットのようにビリーヴにKingmamboを付けても中距離馬にはなりません
フェローシップFellowshipの父O'Reillyはラストタイクーン産駒でベイヤークラシック(新G1・芝1600m)勝ち馬ですが、フェローシップのチャンピオンズマイルの走りをみると、あ~キンカメ産駒にこんなのいるよなあ~というイメージで、やっぱりキンカメが伝えるものって基本ラストタイクーンなのだなあ~と思わされます
http://db.netkeiba.com/horse/ped/000a01189c/
ラストタイクーンはサンテミリオンの母父でもあるわけですが、ラストタイクーンの東京向きの斬れの源であるMill Reefに代々ナスキロ血脈を合わせていて(Tell、Sir Ivor)、フェローシップもおそらく東京は向くでしょうなあ…