PCが描く奇妙な画像集(数学的万華鏡と生物形態等の世界)

・インタープリタBASICによるフラクタルとカオスの奇妙な画集。

288 Z^2マンデルブロ集合画像において、巡回ループを貫通する場合の点列の画像

2014-07-22 07:20:46 | Z^2マンデルブロー集合
複素画面(実軸:|X|<2,虚軸:|Y|<2)の任意の点が与えられると、巡回ループ内で、Z←Z^2+C の巡回計算が行われる。ここで、C は複素平面の任意の点で定数とする。

巡回計算の初期値は、X=0:Y=0であるが巡回するにつれて変化していく。巡回回数の上限を500としたときでも、X^2+Y^2<4の場合は、そのループを貫通するものとする。

***
このような場合、巡回ループでの点Z(=X+iY)の軌跡はどうなるだろうか?

それを画像化したのが下図である。参照のため、マンデルブロ集合の縁(ふち)も同じ座標で重ね描きしてある。

***
画像結果は、前記事257でのブッダブロー画像と似た画像となった。

巡回ループを脱出できない(つまり、X^2+Y^2>4 とならない)場合でも特別変わった画像にはならないらしい(但し、画像の形はブッダブローと同様に変化に富んだ画像となっている)。

***
但し、もっとよく調べてみれば、何か特別な規則が見つかるかも知れない。







最新の画像もっと見る