第3章 2008年の「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」 2
安倍晋三・内閣総理大臣
は
2007年5月18日
の
第1回会合
で、
「共同訓練などで公海上において自衛隊艦船と米軍艦船が近くで行動している時に米軍艦船が攻撃された場合の自衛隊艦船の行動、
同盟国・米国が弾道ミサイルに向かうかもしれない弾道ミサイルを日本がレーダーで捕捉した場合の日本の行動、
国連PKOに参加している自衛隊の武器使用の問題、
国連PKOに参加することにおいて後方支援で『武力行使と一体化』しないという条件が課される現状、
について新たな安全保障政策構築のため新しい時代の日本が何をおこない、何をおこなわないのか、明確な『歯止め』を国民に提示することが重要」
と述べた。