過去の自分の書いた日記を読み返しててタイトルにあったような詐欺師みたいな
男のことを思い出した。
嘘八百で塗り固められた化けの皮が剥がれてから一度姿を見たがその後、常連さんの
来る時間帯を避けて投げに来ていたようです。
まぁ、常連の間の情報って素早いですょ。
良いことも悪いこともアッ!!という間にみ~んなに知れてしまいます。
そのYがある主婦に近づいていました。
それも一人で来てるんじゃなく明らかに歳が違うだろう!って思うほど若い男の子と
いつも一緒でした(後でつばめだと分かった)
Yの手口は何気に近づき「ボウリング教えてあげますょ」
馬鹿の一つ覚えみたいに同じセリフを言い言葉巧みにつばめの悪口を言いながら
自分の方へ距離を近づけていく。
そんな最中、Yの嘘が露見してました。
Hさんがその彼女(K美)とアド交換をしててそこからビックリするような話が
流れてきました。
「自分の秘書になってくれ」
「結婚を前提に付き合ってくれ」
YはK美に言いK美は仕事を辞め旦那とも別れる気持ちでYと付き合いだした。
秘書と言っても一緒にボウリングをしたりブラブラ買い物をしたりと「秘書」という
仕事とは結びつかないような毎日でした。
一度、「ここが会社だょ」と連れて行かれたそうですがK美のセキュリティーカードが
出来てないことを理由に中には入れなかったそうです。
これも考えてみれば可笑しな話だと思うんだ。
それにとにかくケチっていうかお茶してても1円単位まで割り勘だしマックのコーヒー
タダ券を自慢毛に見せたり内情はかなりお金に困ってた。
まぁ金目的に近づいてるわけではないらしいけど人間嘘ばかり言ってると「えっ?」と
思うような話の食い違いが出てきます。
K美の秘書としての給料、遅れ遅れで約束の金額よりも少ないお金を受け取ったころから
彼女もその違和感を感じてきた。
離婚して子供2人連れ社長夫人になれる! そう考えたからYの口車に乗ったんだろうけど
事態はある意味犯罪に近いくらいのところまで行ってた。
周りはぜ~んぶ知ってたけど余計なことはK美には誰も言わなかったんです。
でもHさんが心配しててある日「大丈夫?」と意味深なメールを送ったらK美自身も
Yの不可解な言動に不審を抱いて即効でHさんに会いに来ました。
そこでHさんは今までのいきさつを全部話しましたがK美にしたらまだYに未練が
あり結局「話し合ってみる」と決断し帰って行きました。
その後Yを突き詰めたらぜ~んぶ嘘だってことが明らかになった。
社長じゃない、金も無い、自宅も間借りしてるような一間 60間近の男がついた嘘に
しては幼稚すぎます。
その後K美はYとは別れ旦那の元へ戻りおまけに以前の若いツバメとも寄りを戻しました。
人事ながら誰が一番バカなのか利口なのか人間っておもしろいもんです。
それからしばらくしてYが水商売風の女と投げに来た!って情報は常連の間にいち早く
広がりましたがその後誰もYの姿を見かけることはなくなりました。
ボウリング場でも他のところでも「教えてあげますょ」なんて頼みもしない奴には
くれぐれもご注意です。