ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

地獄と煉獄の違い

2018年02月03日 | 教え
質問者:ハイル禅師 地獄と煉獄は どう違うのですか
また神道で言う「天津罪と国津罪」と
どちらが重いのですか?

私:煉獄とはキリスト教圏でよく使われる言葉であり
地獄と意味が変わりませんが 罪の浄化期間を
終えると赦されるという前提があります

天津罪とは主に怠りの罪であり 国津罪とは騙す・殴る
・蹴る・盗む・殺めると言った人々に迷惑をかける行為を
指すが どちらが罪が重いのかと言えば天津罪の怠り
の罪の方が遥かに重いのです

殺人よりも重いのか!と驚かれると思いますが
怠りの罪は反省しても何も残らないからです
 
無論 国津罪も悪いのだが 反省すればこれまでに
積み上げて来た実力や実績を世の為に役立てられる
「陽の罪」となり 改心の余地があるのです

現世で怠けて来た人で己を磨かず 徳を積まなかった人
は煉獄行きとなり 無意味な重労働を三百年以上
課せられる事になる

他人に迷惑をかけていない「人畜無害」とは言え
怠け癖があり 酒ばかり飲み 精進努力しない人は 
霊的に狸の姿になっている人が多く
死後の畜生界で人霊狸に変貌する場合もあり
それでも重労働はさせられるのであります