質問者:ハイル禅師 人は寿命の長短が幸不幸に直結する
のでしょうか?また子供が早逝した両親は嘆き悲しみますが
これも運命でしょうか?
私:現世で自分に関わる親族などの幸不幸の現象なども
徳分相応であり運命の範疇なのであります
例えば自分の10歳の子供が難病で
「私は死にたくない」と親に言うと
「大丈夫!大丈夫!」と親は言いますが
間もなくして亡くなる事もよくあります
巷の僧侶などは夭折(早逝)も役目が終わったからです!
と言いますが死んだ当人もその両親も心に悲しさが残るモノです
人の寿命の長短が幸不幸に比例する訳ではないが
一定の「劫の清算がなされた」と言う解釈はあります
要するに早死にする子供には前世の重い罪障があり
自殺などの死因もよくあります また両親にも子供の縁が薄い
など相応の罪障があり因果の通りになる
一般的に子供が夭折(早死に)すると親の劫が大きく取れ
親が若くして亡くなると子供の劫が大きく取れると言われているが
この解釈は真理であります
寿命が長ければよい訳でもないがある程度は寿命が無ければ
学びにくいのも事実であり早逝は魂の体験が薄くなる弊害もある
来世の自分の幸福の為にも自殺や悪行はせずに
地道に徳を積む生き方が最善なのであります
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