ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

進化の転生

2018年05月01日 | 教え
質問者:ハイル禅師 人はなぜ数十年で死んで生まれ
変わるのでしょうか そのまま何千年生き続けて
修行するのは駄目なのですか?

私:この世の万物である生き物や大自然には 
山川草木国土悉有仏性と言うように すべて仏性があるが
生成化育進歩発展する条件として 進化の歴史に於いて
次のステップに進むには 新しいものを生み出すための
一時的な清算が必要なのであります

花が咲いて命が尽きれば 一年巡ってまた新しい芽が
出てくるが 一見 同じことの繰り返しのようでも 
実は微妙に中身が進化しており 色とか寒さに強くなった
とか必ず変化があります

突然変異で新種が出るのも進化であり ウイルスや病原菌
もそうです

人間の歴史も一見繰り返しのようであっても進歩発展の道を
歩んできています

一度咲いた花は枯れなければ新しい芽を作らないのと同様
人間も死んで生まれ変わらなければ真に進んだ存在とは
成りえないのです

易経では還暦の61年で循環するというように
人の転生サイクルは60年を指標と考えます 

この年齢までに来世の出生条件の徳と劫がほぼ決定される
のです