ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

国安仙人とはどんな人物か

2021年10月25日 | 教え

質問者:ハイル禅師 日本最後の仙人と言われた
国安仙人はどんな人物だったのでしょうか?

私:明治時代に現れた国安仙人は確かに日本最後の
仙人と呼ばれた人物でした

江戸の深川で生まれた国安仙人は幼名を米太郎といい
母親が三歳で死去し父親も明治元年の函館戦争で
戦死している

両親を失った米太郎は親戚に引き取られ商売を手伝って
いたおり 二人の子供を伴った老人が現われた

老人は米太郎を仙界に招いて修行をさせたいと言い
そなたは「これより行を積み徳を積み人助けをせよ」
と話したが老人の連れた二人の子供は兄弟子であった

老人は米太郎を「玉枝」ぎょくしと名付け
修行は十二年に渡ったが修行の一つは
一年ごとに食べ物の種類を制限する内容であり
23歳以降は果物だけを生涯に渡って食したという

国安仙人は神通力を駆使して病気治療を行ったが
その際に天から魚介類を出したり薬草を出したり
一瞬で山芋を取ってきたり遠方神社のお札まで出した

また日露戦争の戦況を聞かれた際 一瞬で移動して
戦場を霊視した仙人は兵隊より白い着物を来た人が多い
と述べ日本勝利を報告した

仙人が明治天皇の相談役のために使者が自宅に来たとき
は留守で既に参内しており驚いた使者が宮中に戻ると
用事を終えて既に帰宅していたという