ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

ツボを鍼で刺す事による鍼灸のメカニズムについての解説

2024年07月23日 | 教え

質問者:ハイル禅師 人体にあるツボを鍼で刺す事による
鍼灸のメカニズムについて解説をお願いします

私:古来より鍼灸の発展は仙人などを経由して経験則の中で
技術が集約され中医学として確立されてきました

つまり昔より有効であった鍼灸だが病気は治せるのに
メカニズムの解明が難しいと言う矛盾が生じました

逆に現在の西洋医学はメカニズムは解明できても
治療技術が追い付いていない事が多い

しかし鍼灸も時代の変遷を経て鍼を身体に刺す事により各部
神経系に影響を与え身体の変化を齎す仕組みが解明されて
きたのです

例えば胃に関係するツボに刺鍼する事で
胃の働きに関与する神経に刺激が行き届き
胃の機能を抑制したり亢進する事が出来る訳です

要するに内臓機能などの身体の調整を司っている
自律神経を整える事が出来る為 自律神経の乱れから起こる
様々な不調に鍼灸治療が対応出来るわけです

この鍼灸刺激の反応は三つあり
①鍼灸刺激部位の反応
②離れた所に起こる反応・・神経の支配が末端にまで伸びている
③全身に起こる反応がある

さらに近年では慢性痛は脳の誤作動が原因と主張されるように
もなり鍼灸の刺激がその脳の誤作動を完全にリセットし
慢性的な痛みの緩和に繋がるとも言われております



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