ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2022年12月12日。ウクライナ侵攻から293日目

2022-12-12 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年12月12日。
 今日も積もった雪を踏みながら出勤です。

 日付が今日に変わる頃、政治学者でベラルーシ大統領のプロパガンダ役だったニコライ・シチョキン氏が50歳の誕生日6日前に死去しました。死因などは公表されていません。


 ロシア大統領報道官は今日、プーチン大統領による毎年恒例の年末の記者会見を今年は行わない予定だと公表しました。会見をしない具体的な理由は明らかにしなかった。
「戦争はいつ終わるのですか。」という質問に答えられないからではないかなどと推測されています。体調が悪いのでは?と私は何となく思いました。


 モスクワのショッピングモールでまた火災です。戦争と関係があるのかどうかは分かりません。怪我人は出ましたが死者はなし。火災による損害は、100 億ロシア ルーブルに達っする可能性があるそうです。

 
 12月11日にウクライナから発信された情報によるとルハンシク州カディフカ市に本部を置く民間軍事会社ワグネル・グループが攻撃によって壊滅的な被害を受けました。
 ルハンシク州知事によると、ワグネルが拠点にしているホテルがウクライナ軍に攻撃され、グループに属する民間軍事請負業者の被害は大きく、半数が死亡する見込みだということです。
 ワグネルの責任者であるエフゲニー・プリゴジン氏は、攻撃の後、自分も息子のパベルはホテルにいなかったとしています。まずは自分と家族の安全確認なんですね。


 ロシア軍がベラルーシ国内で行っている演習は、少なくとも12月19日まで続くことになりました。

 EUは、ベラルーシに住む北朝鮮人に対して制裁を課しました。
「核計画、および弾道ミサイルやその他の大量破壊兵器に関連する計画のための資金と材料の提供に直接関与している。」
と指摘しています。
 これはつまり、ベラルーシにやってきた北朝鮮人が、秘密裏に軍事計画に加担しているということですが、この計画を誰が立てているのでしょう。ベラルーシが? 信じたくないのですが。