ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2022年12月31日。ウクライナ侵攻から312日目

2022-12-31 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年12月31日。
 ベラルーシは気温が10度にまで上り、雨が降っています。

 大晦日恒例のベラルーシ大統領が国民向けに贈る新年のメッセージ。とても長いのですが、一部抜粋します。

「多くのベラルーシ人が知りたがっていることは、次に何が起こるかということでしょう。
 ベラルーシは安全な島(国のような状態)のままでいられるでしょうか。
 答えは簡単です。私たちの人生のすべては、私たち一人一人にかかっています。
 あなたが平和で安全に暮らしたいのなら、まず制服を着た人々の仕事を尊重し、感謝しましょう。
 子供たちを愛国者として教育し、法律を遵守しなければなりません.
 平和と繁栄の中で暮らしたいのなら、真面目に一生懸命、働かなければなりません。
 自由で独立した状態で暮らしたいのであれば、祖国の歴史の記憶、精神的価値、古い伝統を大切にし、守らなければなりません。
 私たちは来年を平和と創造の年と宣言します。これは、時代の流れと私たちの心の願いによるものです。
 あなたと同じように、私は自分の故郷ベラルーシに平和と善を願っています。
 私たち(ベラルーシ人)の願いが(来年)叶いますように!
 親愛なるベラルーシの皆さん、明けましておめでとうございます!」


 昨日のことになりますが、ウクライナ国防大臣がビデオ演説の中で、年明けにロシアは再び大規模な動員を予定していること。1月上旬にロシアとベラルーシは国境を封鎖し、戒厳令を発動する見通しであることを述べました。
 ロシアの動員については1月5日が予定されているとしていますが、6日が正教のクリスマス・イブで、7日はクリスマス。連休が続いているので、動員はその後になると思います。

 
 今日もキーウに攻撃があり、1人が死亡。20人が負傷しました。
 日本人ジャーナリストも負傷。命に別状がなくてよかったです。