海神奈川吹奏楽部愛好会ブログ

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鹿島鉄道を救え!

2006年09月04日 09時33分14秒 | 鉄道バス
藤代からモハ414-701に乗って石岡に向かう。700番台のトップナンバーに乗れるとはうれしい。石岡で下車し鹿島鉄道一日フリーきっぷを買えばパンチで穴を開け日付を入れて発券するのを懐かしく感じる。しかもこの一日フリーきっぷはカラー印刷の常備券で鹿島鉄道の意欲が感じられる。側線の気動車を撮影しているとキハ601が入線してくる。ホーム上屋の古びた木の柱がこの車両に実にマッチしている。キハ601には前後で柄の違う同車の70周年記念ヘッドマークが付けられていて誇らしげである。70年前の気動車だけに床は木製で時代を感じさせる。走り出すと跳ねるような野性味あふれる走りを見せる。古い車両ではあるがJR西日本の105系のように網棚部分にクーラーを取り付け冷房改造されている。機関直結でクーラーを作動させているせいか上り坂では少し苦しげであった。

 終点の鉾田に着く。平成4年くらいに来たときと変らぬたたずまいに安心する。鉾田駅前で増田未亜のCD<ハートは水色>を買った思い出があり懐かしい。降車ホームには「かしてつを救え」という鉾田一高と鉾田二高のイラスト入りの幕がかかげられている。沿線の中学生と高校生が「かしてつ応援団」を結成して鹿島鉄道存続のための取り組みをしているとは聞いていたがこういった宣伝活動をしているとは初めて知った。キハ601の床下に水を掛けて冷却している。折り返しまで構内で撮影する。

 キハ601で常陸小川まで引き返す。ここの構内にはかつて貨物輸送で活躍したDD901と朽ち果てつつある国鉄ホキ800タイプのパラストホッパ車2両が置いてある。常陸小川折り返しのレールバスを撮影できた。

 常陸小川から桃浦へ移動。この桃浦は霞ヶ浦をバックに走る列車が撮れる有名なポイントだ。ここで日没まで粘って撮影して打ち止めにする。

 桃浦からレールバスKR503に乗って石岡に向かう。車内は夕日を撮って撤退する鉄が多いようだ。石岡で常磐線下りに乗り換えて水戸に向かうと辺りはもう真っ暗になる。9月に入り日没が早くなったなぁ。羽鳥でスーパーひたちを退避した。

 19時を回った水戸ではすでに駅弁は売切。駅のコンビにNEW DAYSで缶ビールとロールパン3個を買って19:37発の土浦ゆきに乗ればロングシートの415系500番台4連。缶ビールを開けロールパンを食べると向かいの女子高生の視線が気になる。土浦で接続の上野ゆきはなんとE501系だ。地元川崎を走る京浜東北線の209系に乗っているようで旅情をそがれる。このE501系は45両のみ存在の形式で他形式との混結も無理なんだろうからATCを積んで京浜東北線へ転属させてはどうだろうか? 帯を水色に変えたら一般の乗客は違う形式だとは思うまい。E501系はデットセクションでもクーラーが止まりドア上のLED表示が消えただけで室内灯は消えなかったところに技術の進歩を感じた。
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