亀岡から京都縦貫道や国道を乗り継いで約2時間ちょっと、日本三景の一つ天橋立、文殊に到着。
レンタカーのナビ地図が古くて、宮津天橋立ICで降りれず、終点の与謝天橋立まで行ってしまいました。
それはそれでUターンでは行けない場所をドライブできたわけで。
ビューランドのリフトで展望台へ。
お決まりの股のぞきでパチリ。決して写真を上下逆さまにしたのではありません。ちゃんと股の間から撮りました。
文殊の船着場からモーターボートで対岸まで。定期観光渡し船があるのですが、平日であったためか本数がなくて、勧められるままにモーターボートを選択。しかし時間的には大正解。あっという間に渡りきります。
上陸してそのまま進むと丹後一宮・籠(この)神社に到着。
ご祭神は天照國照彦火明命(あまてるくにてるひこあかりのみこと)、
つまりはニギハヤヒノミコト(饒速日命、邇藝速日命)。物部氏の先祖神ということ。
籠という字を“この”という呼び方は、まずしないと思います。
ご祭神の彦火明命にまつわる故事に由来し、籠という文字を「こ」と発音したのだそうです。
全国に元伊勢と称するところは数か所あるそうだが、現伊勢神宮内、外両宮の元宮とされ、そしてこれに仕える宮司家が神社の始まり以来、連綿としてご祭神の血脈一系で奉仕し、さらにはその裏付けとなる神宝、古文書、口伝などを有する特徴があるそうだ。
したがって一宮帳には“籠神社”、オリジナルのご朱印帳には“元伊勢”という文字をいただく。
2500年ほど前からの社ではあるが、社殿をはじめ参道や、ひいては前の国道までが、つい最近整備されたのか、
やたら新しいことに、なんとなく残念な気持ちになってしまうのは僕だけだろうか。