甲斐国一の宮 浅間神社は“あさま”神社と言うそうです。
駿河国一の宮は“せんげん”と発音しますが、同様に祭神は富士山の女神さま、木花開耶姫命ほか。
ブドウとモモなどを代表とする果物畑の真ん中に、遠くのほうからも目立つ、背後に甲斐の山々を従えて立つ朱色が鮮やかな鳥居。
参道ではあるが、ごく普通の道を進むと鎮座の杜が出現。
鳥居から90度、東を向いて拝殿と本殿。
一の宮でありながら、そして社の物理的規模からしても、印象としてはそんなにメジャーではない扱いを受けているのが解せない。
富士山というと、どうしても静岡という印象が多いこともあるのだろうか。
周辺に物産店などの娯楽施設がないからか?。
御朱印帳は期待しないで出向いたが、なんと、とてもきれいなオリジナル帳が存在していた。
裏表紙の桜は御祭神を意識しての図柄か。
手にした瞬間にウキウキしてしまった。(朱印は一の宮帳)
拝殿の北側には一風変わった石が。マンガなどで見かける、壁を人が通り抜けたあとに人型が残る石など。
そして十二支の石像がちょこんと居並ぶ。どれも生々しいものとはちょっと違う。
ほんの少しだけデフォルメされた愛嬌のある造りになっている。
特に私の干支である巳などは、ほとんど饅頭というか、とぐろを巻いた姿が×××というか・・・。
手前が亥。(奥から撮影)