ねぎぼうの神社めぐり

全国の神社をめぐり、御朱印と御朱印帳を収集しております。
私なりの感想を勝手に述べております。

京都周辺 天橋立 丹後一宮・籠神社

2012-05-22 15:37:37 | 神社

亀岡から京都縦貫道や国道を乗り継いで約2時間ちょっと、日本三景の一つ天橋立、文殊に到着。

レンタカーのナビ地図が古くて、宮津天橋立ICで降りれず、終点の与謝天橋立まで行ってしまいました。
それはそれでUターンでは行けない場所をドライブできたわけで。
ビューランドのリフトで展望台へ。
お決まりの股のぞきでパチリ。決して写真を上下逆さまにしたのではありません。ちゃんと股の間から撮りました。


文殊の船着場からモーターボートで対岸まで。定期観光渡し船があるのですが、平日であったためか本数がなくて、勧められるままにモーターボートを選択。しかし時間的には大正解。あっという間に渡りきります。
 

上陸してそのまま進むと丹後一宮・籠(この)神社に到着。


ご祭神は天照國照彦火明命(あまてるくにてるひこあかりのみこと)、
つまりはニギハヤヒノミコト(饒速日命、邇藝速日命)。物部氏の先祖神ということ。
籠という字を“この”という呼び方は、まずしないと思います。

ご祭神の彦火明命にまつわる故事に由来し、籠という文字を「こ」と発音したのだそうです。
全国に元伊勢と称するところは数か所あるそうだが、現伊勢神宮内、外両宮の元宮とされ、そしてこれに仕える宮司家が神社の始まり以来、連綿としてご祭神の血脈一系で奉仕し、さらにはその裏付けとなる神宝、古文書、口伝などを有する特徴があるそうだ。




したがって一宮帳には“籠神社”、オリジナルのご朱印帳には“元伊勢”という文字をいただく。
2500年ほど前からの社ではあるが、社殿をはじめ参道や、ひいては前の国道までが、つい最近整備されたのか、
やたら新しいことに、なんとなく残念な気持ちになってしまうのは僕だけだろうか。




京都周辺 丹波一宮・出雲大神宮

2012-05-21 12:50:40 | 神社

今回は家族と一緒に、2泊3日で京都の町を中心に、レンタカーで行動。京都駅から天橋立をめざし、途中、亀岡を訪れる。

丹波国の一宮は、京都市亀岡市千歳町の出雲大神宮。京都縦貫自動車道・千代川ICから10分程度も走れば着く。

千代川IC自体が世辞にも大きな町とは言えないのだが、そこからさらに畑中を進み、地元の人はともかく、目指して行かないとまずわからないだろう場所だった。全国一宮の3分の1程度しか訪れていないが、そのような目立たない場所に鎮座する一宮は、結構あった。
しかし、そのような鄙びた場所にありながら、それらは決して忘れ去られることなく、いまの時代にも厚い信仰を受け継がれている。



ご祭神は大国主命とその妻神三穂津姫命。鎮座されたのが「神代の時代」とあるから、なんとアバウトなそして太古感たっぷりの云われだろうか。出雲の神社と言えば、大多数の人は島根県・出雲大社を思考するだろうが、江戸時代まではこの亀岡の社こそが出雲神社だったという。こちらも縁結びの神様ではあるが、単に男女の仲を結ぶことだけでなく、人間が立派に成長するように、社会が明るく楽しいものであるようにと、お互いの発展のためのつながりが結ばれることであると書き物にはあった。



千年の古都という言は、こちらの出雲大神宮さんの御神体山である御影山あるいは千年山に由来するとされているが、その御神体山から湧き出る水が真名井の水と呼ばれる。

一宮帳にご朱印をいただく。

砂利場の駐車場に飴屋さんが出ていて、ニッキの飴を購入。
とてもおいしかった。