まったり生活

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案内 その3

2007年09月11日 | 浜寺公園
槙尾山のノイバラです。他に、仁徳天皇稜に自生したノイバラもあります。
木の下には近い種属なので、野いちごが生えています。





池にみえるのは、アサザです。淀川水質研究所から譲り受けた
1株がこんなに沢山になりました。
ここは、水深30センチぐらいなのですが、その深さがよかったそうです。
奥に見えるのは、ラクウショウ(ヌマスギ)です。
水質地に成育し、膝根(しっこん)と呼ばれる呼吸根がいっぱいあります。







お昼過ぎなので、スイレンや、ヒツジグサは花を閉じてます。





築地塀です。国の重要文化財に指定されている、堺の高林家の形態を
採用しています。
巴瓦の模様はハマナスです。


何故ハマナスか、といえばハマナスもバラの原種なのです。

日本と中国のバラは、ヨーロッパのバラに絶大なる影響を与えたのです。
中国のバラ・・・四季咲き(コウシンバラ)
        剣弁咲き(みんなが想像したバラのかたち)
        Teaの香り

日本のバラ・・・房咲き(ノイバラ)
        つる性(テリハノイバラ)
        耐寒性、病気に強い(ハマナス)
これらは、台木として使います。







石の太鼓橋です。風情を楽しむならこちらを。
ちょっと急なので、横の道を通りましょう。どちらも同じ地面につきます。
橋の欄干を飾っているのは、ナニワイバラです。
大阪のバラではなく、輸入され入ってきた港が浪速だったわけで。
白い大きな花です。いまは、実がついています。見てください。


つづく