猫とミシンと・・ときどき 散歩

猫が好き、花が好き、山が好き、モノづくりが好き。
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染結城紬で コート

2018-07-25 | その他の着物リメイク

染め結城紬の反物をお預かりしました。

 

 

 

 

コートをお作りしました。

 

ウエストには タック入りのふっくらポケット。

 

 

 

袖口は・・

 

スリット。

 

 

襟は フラットカラーで

 

 

 

可愛らしく。

 

 

切り替えに 黄色のパイピングを挟み込み

 

 

 

襟の端にも ちらっと 黄色が見えるようにお仕立て。

 

 

パイピングに合わせて・・裏地も

 

 

 

黄色の裏をお付けしました。

 

袖も・・

 

ポケットの裏にも・・

 

 

 

チラリ。

 

 

今回 染め結城紬 という珍しい反物をお預かりしました。

 

染め大島紬 というものもありますが

 

染め結城紬は 初めてでした。

 

同じ 絹 ですが 結城紬と大島紬は 

生地の風合いが 異なり

なので お仕立てしていても  

生地の張り感や イセの入り具合 

絹特有の 生地のキシミ が微妙に違います。

 

結城紬は 着れば着るほど

洗えば洗うほど

 

ふわっとした ふんわり とした 

しなやかさ 柔らかさが出てきます。

 

ぜひ 結城紬特有の風合いを

楽しんでいただければと思います。

 

 

 

********************

 

先日 長崎のショップさんの展示会を見に行ってきました。

 

そのブランドさんの使う素材は

会津木綿。

 

久留米絣と同じく伝統的な織物ですが

久留米が30社近く織物工場があるのに対し

会津木綿を継承する工房さんは 2社。

その伝統技術を絶やしてはいけないと

会津木綿を使ったブランドを立ち上げ全国展開で

販売を開始されているそうです。

 

実際に手に触れ 風合いを感じ

会津の風土が感じられるような

穏やかで優しい色合いに 癒されました。

 

久留米とは また 違った木綿に

日本の伝統技術のすばらしさ を改めて感じた一日でした。

 

 

 

コメント
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